来年度、ピロさんは近所の保育所へ、転 園希望を出している。
しかし、在籍中の保育所での、来年度クラス役員決めで、「現段階では異動の予定が決定されてはいないので、一応全員クジの対象にさせてもらいます」とされ、あみだクジの結果、私が来年のクラス役員になってしまった。なんということでしょう。
あみだクジの線の先に自分が名前を書いた場所、候補者それぞれがさらに横線を書き足した場所、すべての重なる偶然、何十分の一の小さな小さな可能性、これを見事に引き当ててしまう、この呪われた運は何なのだろう。良いことは何も当たらないというのに。
転園希望が叶わなければ、絶望的コミュ力、会議などの話し合いで内容がわからなくなる、物事の処理能力が著しく悪い、この私が、転園できない上に、クラス役員である。
ため息すら出ない。
胸のあたりがモヤモヤして、息が詰まる。