旦那がアホほど大盛りの飯を食っている。
ジャーに残っていたご飯を全部てんこもりに盛ったようだ。
ご飯が残るなら冷凍してもいいんだが、「どうせ一杯じゃ足りないし、結局おかわりするし、中途半端にしか残らないし、それなら全部よそって食う」という選択になるらしい。
多分、このあと、子供が残したものも食うつもりだろう。
旦那は肥満体だ。
なんだかんだと本人にとっての正当な理由を付けては、飲んだり食ったりにストッパーはない。
旦那という人種は、妻の言うことには聞く耳を持たない。こちらとしては、大抵わりとまっとうな忠告をしているはずなのだけど、それらはすべて“小うるさい”のだろう。
旦那自身は理屈っぽくて、自分の考えをひたすら述べ続け、“正論でしょ、間違ってないでしょ”と言わんばかりである。ただ、一見正論好きなのだが、人から受ける正論なんか聞きゃしない。それは自分の都合に合わないからだ。
妻の正論なんか煩わしいので、聞かないのはもちろんだが、都合が悪けりゃ医者の言うことだって「でもでもだって」で聞き流すんである。
もはや、体が心配と言うより、後々倒れられると、仕事にしても、家庭内にしても、方々に面倒なことになるから、その予防に努めて欲しいだけだ、私は。
「どうせ言っても聞きゃしない」
というわけで、何も言わず、ただ、旦那が食うのをヌルい目で眺めやり、こうして太りつづける男の観察記録をつけてみてる次第だ。
そうこうしてたら、子供が残したものも、さきほど平らげた。
どうせ、おやつも食うんだろうなあ。