トモピロさんたち、今日は保育所の生活発表会だった。

ピロさんは、最近また保育所での別れ際、「おかあちゃーん」と号泣するようになっている。

今日も発表会控え室に連れて行ったら泣き始めてしまった。それを先生に託し、振り切って別れたので、「本番泣くかもしれんな」とは思っていた。

ステージに立ったピロさんは、たくさんの人前に出たことでかなり狼狽えている様子だったが、それでもぎこちないながら“身体表現”というのを頑張っていた。

しかし、ステージ上から私を発見してしまった。目があってしまった。「ヤバい」と思った時には既に遅く。そこから大崩れ。

一人、幕が開いた時から泣き続けてた男の子がいたのだが、その子の声を軽く凌駕する大音量の泣き声であった。

すげ。
声でけ。

晴れ舞台で泣いちゃったことがどうとかより、その泣きっぷりに圧倒されてしまったよ。

退場後も向こうから我が子の泣く声が響いてた。保護者席から「まーだ泣いてるw」という声がちらほら…
そーんな簡単に泣き止むもんかい。しつこいんだぞ、うちの子は。こんにゃろ。

しかし、トモチがプッツンして泣き叫んだ時の凄まじさはこんなもんじゃないもんね。子供が人前で泣くことの気まずさに耐性ができ始めてるな…
トモチがピロさんの月齢の頃は、つんざくような悲鳴と泣き声の超音波で日々鼓膜を震わせていたもんだ。


そんなトモチは、驚くべきことに、本日の演目、すべて終始無難にこなした。一人で大きな声で一言発表もできた。段取り通りに頑張って動いていた。

感慨深いもんだね。

児童発達支援で初めて親子分離をした日から、随分成長したものだ。変われば変わるもんだなあ。担任の先生もよく配慮してくれてありがたいよ。

こういうのって、周りの環境次第なとこは大きいね。うちはこれまで環境に恵まれてきたな。だから、多様化する小学校には不安を持たずにいられないんだが…
幼児のうちは支援も手厚いし、周りの目も見た目小さいうちは、まだまだ温い。

合理的配慮は先生や周囲の保護者たちとのコミュニケーションが大事とか。
この、コミュ障の私。
もっとも不安要素は自分。

今日もお集まりになった保護者ズにまったく馴染まず。

隣になったお母さんが声をかけてきてくれたけど、どうやらトンチンカンな受け答えをしたようで、「何言っとんじゃ?」という感じの怪訝な顔される。

いや、なんか、いきなり「お子さん元気ですか?」て聞かれて、「はい、子供は元気です」と答えたんだけど、考えてみりゃ、とくに顔見知りでもない年長クラスのお母さんらしき人が、「お子さん元気ですか?」て聞いてくるわけがないんだよな。

本当は何て言ったんだろ。
この雑な耳をどうにかしてくれ。
いきなり「はい、子供は元気です」と言われてしまったときのその人の心情やいかに。
相当謎だったろうよ。こわいよね。「隣の女、なんか変。こわ」よね。


発表会で、子供たちはとても頑張った。

母親の私は子供の発表以外のところで、自分自身のせいで凹んでいた。