発達外来で、トモチはん、約1年ぶりのK式発達検査を受けてきた。

療育園降園後だったもんで、なんとなく全般疲れているムードであった。
それでも、最後まで検査を受けることが出来たのは偉いと思うよ。

会話力が伸びてはいるのだが、やはり、正解のない質問に答えるのは苦手らしい。

「出かけようと思ったら雨が降ってきた。あなたはどうする?」

という質問。

無難にいけば「傘をさしていく」。
(私が咄嗟に浮かんだ答えは「出かけるのを止める」。こんな検査項目にさえ、面倒くさがりを発動させている。)

しかし、正解を求め、間違いを恐れるトモチは、何も答えられなかった。

言い訳じみたことを言うと、トモチはまだ傘を持っておらず、雨が降るとレインコートを着せており、傘が日常に入り込んでいない。

それでも、周りが傘さしてりゃ普通自然に覚えるだろーよ、というみんなのフツーは、トモチには当たり前ではない。

正解があるわけじゃなし、とりあえず何か答えときゃいいのに、と思ってしまうが、こういう場合に、あてずっぽうでも「何か答えとく」ことができるのは、なんだかんだテストを受けてきた者の、経験と処世術であって、現状まっさらなトモチには出来ない芸当だよなあ。それに、今回のトモチは、「とりあえず何か答える」ための答えを何も持っていなかったし。

この質問と応答の検査はほぼ全てに答えられなかった。

あと、見えない物への想像力のなさを顕著に表していたのは、
「トモ君は、2個のあめ玉を持っています。そこへ、お父さんがもう1個あめ玉をくれました。さて、今、トモ君は何個のあめ玉を持っているでしょうか」
という算数の問題。

もうちょっと、上のレベルの設問だったようだが、この問いに、トモチは「ん?今?ゼロ」と答えた。

“今”持ってるあめ玉はゼロ。

質問の仕方を変えても、トモチは「今?ゼロ」と答えた。

たしかにね、現実ゼロなのは間違ってないけどね。まあ、あと小学校入学まで1年あるから、そのうち実際はそこにない物の例え話を理解するようになるかもしれないし。

算数の問題なんて、目の前にないものの数当てばっかりなんだもの、このままの状態なら、きみも算数嫌い一直線よ。

私も算数は本当にダメだから、わからんでもない。
とくに、小数点、パーセントあたり。
「全体を1として…」という説明に「いや、全然1じゃないし。なんでこんなにたくさんあるものが1だっていうの?無茶だよ。どこが1なのよ」と全く理解できなかった思い出…。


それはいいとして。
今回のK式。
どんな結果が出てきますやら。