仲がいい小さい兄弟が主人公の絵本はないかと探していたら、私が探しているような本ではないものの、たまたま見つけた児童書がけっこう良かった。



主人公は小六の男の子、和樹。
一つ上のお兄ちゃん友樹は、発達障害がある。描写からすると、恐らく自閉症。

ある事件をきっかけに、カズくんは夏休みの間だけ、関西に住む父方の祖父母の家に預けられることになる。そこでの出来事を通して、お兄ちゃんへの感情、親への感情、自分の気持ちを見つめていく様子が、児童書なだけあって、ものすごく分かりやすく描いてある。

途中少し泣けた。
きょうだい児としてのトモチとピロさんを重ねたというより、和樹の気持ちに共感する部分が多くて。あたしゃ母親の立場なのに。


それから、お兄ちゃん、偶然だけど、“トモ”。フィクションとはいえ、なんとなく、友樹、和樹という名前をつける親のネーミングセンスがうちに近い気がするなあ。


関西人のノリと、和樹の心の中のツッコミが面白かったっす。本読むの苦手だけど、サクサク読めた。私は児童書が合ってるのかもな。