元気なく、食欲もあまりわかず、機嫌もいまひとつ良くない昨日のトモチ。

「便意はあるけど、ウンコ出てこない」状態なのだろうと、時々、お腹をマッサージしながら様子をみていた。

夜19時を過ぎた頃であった。
私がトイレから出てきた時、泣きながら駆け寄ってきた。

何かを訴えたげに、涙目で私を見上げたが、次の瞬間、目線を落とし、私のズボンをしっかと握りしめ少し爪先立って、力み始めたのがわかった。そこにあるのは2歳児の真剣な顔であった。


そうか。
勝負の時か。

ならば、私もしばらくこうして立ったまま成り行きを見守ろう。

言葉は通じまいとは思いながらも、
「むやみに力めばいいってもんじゃないからね。息は止めずにね。腹圧はじっくりかけたまま、息吐き出しながら、徐々にウンコが出て行くイメージをするんだよ」
と、2歳児相手とは到底思えないアドバイスをしていた。

ゆっくりでいいよ~
はい、いきんで~


とかなんとか声かけながら。
なんとなく助産師気分で。



そして、ふっと、トモチの力が抜けたと思ったら、もうテレビの方に駆け出していった。

あとに残されたのは、強烈な臭い。



勝負あったらしい。


オムツを替えたら、とんでもない大きさで、ズッシリと手ごたえのある重量のものをしていた。

これが、腹の中にあったのなら、そりゃ重かっただろう。食欲もないわけだ。

戦い済んだトモチに、「良かったね、やっと出たね」と言ったら、ニッコリと笑った。

俺は勝ったぜ

達成感に溢れた笑顔であった。


その後は、一日中覇気がなくてすぐ横になったり、不機嫌だったりしたのが嘘のように、やたら元気になり、喃語もベラベラと饒舌になり、あははは~っと走り回るのであった。

お腹が軽くなったんだね。
良かったね。

その昼間との変わりようを眺めながら、夫と「よかったよかった」と一安心したのだった。

また詰まらなきゃいいが…
快便て大事だなあ。

トモチの様子をみて、快便は生き物の基本だと感じていた。