床に髪の毛が落ちている状態が大嫌いな私は、掃除嫌いの神経質。
掃除嫌いなのに神経質。
神経質なのに掃除嫌い。
なので、なるべく掃除しなくていいように、汚さないようにそーっと過ごしている。埃よ立つな。髪よ抜けるな。
子供は、汚す汚れるとかの観念がないので、そらまあ無頓着ですわ。
水垢を見ないふりしてた場所も平気で触りおる。やめとけーそこはー。触るなー。
ぬめり、水垢、台所の冷蔵庫とシンクの間幅2センチくらいの隙間に積もった埃とか、消えて無くなってくれないだろうか。
まーそんなこんなで、私が掃除嫌いの神経質である、ということをふまえて…
本題。
とにかく、汚されるのが嫌すぎて、手づかみ食べの期間をスルーした私。
スプーンでお口に運んであげていた。
これまで、ずっと。
わかってはいたんだ。気にもなってはいたんだ。このままではいかんだろうな、と。
パンも程良い大きさにしてやらないと、自分で食べさせたら、巨大なまま口に詰め込んで、よく噛みもせずに飲み込もうとして、喉に詰まらせて、背中を叩くと、しばらくゴボゴボ喉を鳴らした後、オエッと吐き出す。
焦るわ。
とにかく自分の口の許容量や、噛まなきゃ飲み込めないものがあることも、いつまでも学ばせることが出来ない。
米類、今も丸呑み。
お米は飲み物です。
ちがうちがうー飲み物じゃないよー。
噛んで噛んでー。
多分、こういうことも、自分で掴み食べをしながら、食べやすく工夫することを覚えていくのだろう。
この、オエッと吐き出すことも許せないもんで、やっぱり小さく切って、食べやすいものをこちらが用意してやることになる。
それはもはや子供のためではなく、私のストレスを無くすためである。
育児雑誌にも、ネットにも、「もーーー!わかったわかった!みなまで言うな」っつーくらい、手づかみ食べをさせよ、と書いてあった。
けど、私は私のために、手掴みをスルーした。
とにかく汚されるのが嫌で嫌で。
自分の子供のすること全てを許せるほど、私は寛容ではない。
むしろ人より心は狭い方で、普段「無神経だ」と、こき下ろして非難の的にしている旦那よりも私は利己主義者で、今も子供より自分大事なところは大いにある。幼い頃からの性格。本質は変わらない。
本当は手づかみ食べこそが、ストレスフリーへの近道だったのかもしれない。
自分で食べられるようになる手先の器用さを会得してくれれば、自分も子供と一緒に、同時にご飯が食べられるようになるんだから。
もう、よそのお宅では、自分でフォークを使ったりして、食べる子もいるだろう。
コップで飲める子もいるだろう。
この子の順調にいくはずだった発達を、私自身で阻害したに違いない。
すまない、トモチ。
このことに限らず、あらゆる点で、私は35という年齢に見合わない、低すぎる精神年齢と、低すぎる経験値と、低すぎるコミュ力で、君の前途洋々のはずの道を、母である私が潰していってる気がするんだ。
そうして、自分の不甲斐なさや、トモチの発達の遅さにモヤモヤしていた毎日なんだが、
今日ね、
トモチ自ら、
フォークで大根刺して食ったよ!
くったよーーーーーー!!
くったよーーーーーー!!
おかーーーさーーーん
あんどれーーー
えーいどーりあーーん
ぱとらーーーっしゅ
ウォーーーターーー!
ヘレーン!
サリバンせんせーい!
あーめでたい。
あたしゃ嬉しいよ。
きっと、よそのお宅では、え、今更?な出来事かもしれないが。
なんかもう。
子供に救われる育児です。
君は偉いね。
少しずつ、己自身で開花していくんだね。
文明開花だね。
その調子だ、ボチボチがんばってくれよん。なんだ、なんとかなるもんだなあ。