子どもの頃、
たくさんの木が生えていて、
緑がいっぱいあるところに憧れていた。
少し大きくなると、
川でも海でも、
水の中でぷかぷか浮かぶことが好きになった。
私が育ったところはそんなに
雪が降るところではないけど
冬になるとたまに降る
真っ白な雪も好きだった
無人島にも憧れたなぁ…
そして大人になると、
大陸から離れた「離島」に惹かれるようになった。
心の中に思い浮かんだいくつかの島へ、
少しずつ足を運ぶようになって。
その中で、今いる島は――
大きな島だけれど、飛行場がない。
交通手段はフェリーのみ。
コンビニもない。
ATMも島の中に2か所だけ。
スーパーも、片手で数えられるほどしかない。
薬局もないし、
大きな病院もない。
パン屋さんも、ケーキ屋さんもない。
……ここまで書くと、
「ないない尽くし」だね(笑)
だけどね。
この島には、
いろんな分野のプロフェッショナルな人がたくさんいる。
初めから、そうだったわけではないのかもしれない。
人は「ない」と、
いろんなアイディアを考え始める。
「ないなら、あるもので作ろう」
そんな思考が自然と働いていく。
すると……
どんどん、いろんなアイディアが浮かんでくる。
森の中を歩いたり、
海辺を歩いたりしているとね、
「こっちにあるよ」って
あちらの方から教えてくれるんだよね。
……ふふふ。
食べたいものだって、
欲しいと思ったらすぐに手に入るわけじゃない。
それなら!
「自分で作ってみよう」ってなる
そうするとね
今度は色んなことに気づいていく
買わなくても、
ほんとうはシンプルに作れるものが、
たくさんあるんだって。
「ない」って、
不便なことばかりじゃない。
ないからこそ、
自分の中に眠っていたものが
ひょいっと顔を出す。
知恵
創造力だったり…
それを叡智っていうんだね。
本来人間に備わってるもの。
知識ではなくて叡智。
手を動かす楽しさだったり。
そして時々、
森や海が
「ほら、ここにあるよ」
って、
そっと教えてくれる。
ないものを数えていたはずなのに、
気づけば、
「こんなにあるんだ」
って思っているよ☆
自然が友達✨
そんな暮らしが、
私はけっこう…
いやかなり!
気に入っている✩.*˚

