
我が袖は 手元通りて 濡れぬとも 恋忘れ貝 取らずは行かじ 【万葉集 巻十五 3711】
訳)わたしの袖は 手首まで通って 濡れてもやはり 恋忘れ貝を 取らずには行くまい
楽しみに通っている万葉集の講座。
巻十五、遣新羅使は、秋には帰ってくるはずだったのに、まだ、往路、対馬にいるのでした。
愛しい人を待たせて来ているのに、
全然、帰れないじゃないか、というところで、
恋忘れ貝を拾う者。
恋忘れ貝とは、恋のつらさを忘れさせてくれる貝、だそう。
岸や浜辺に打ち上げられた、二枚貝の一片。
そんな貝を持っていては、余計に思い出しそうですよ。
さて、久保田洋司、明日、13日は、
鼓動は三拍子のライブ。
チェロ奏者の郷田祐美子さんとのユニットです。
ピアノに、call....it singsの、ヤエオ雄太さんが、飛び入り参加してくれます。
19:00から、エムズカンティーナに、是非、聞きにおいでください。
そして、久保田洋司、
ライブ後すぐに、入船くんと、札幌に出発。
札幌のコンサートは、4月15日、
昼「好奇心」
夜「感情」の、全曲ライブです。
秘蔵音源や、「桃の花の下で」のビデオも、流れると思います。
15日は、是非、札幌ボストンクラブへ。
皆さんと、お会いできるのを楽しみにしています。
今日もすっかり夜中。
早めのおやすみを。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司