写真は、昨年9月、目黒ブルースアレイでの、加納順くんと、僕。
フォトグラファーの杉山テツヤさんから、いただきました。
杉山さん、ありがとうございます。
本日、6月12日と、明日、6月13日、新宿ジョニーエンジェルにて、
加納順くんと僕による、「The東南西北ギター部」の、
The東南西北全曲ライブを開催します。
レコードやCDとして、発表した全65曲。
前にも書きました通り、
あらためて、一曲一曲取り組んでいますと、
どんなふうにして作ったか、とか、
作ったころの部屋の様子、とか、
会議の様子、とか、
レコーディングのこと、
ビデオ撮影、コンサートツアー、
いろいろな思い出もよみがえります。
ほとんどが、17歳ごろから23歳ごろに作ったもので、
一番古いのは、3枚目のアルバム収録の「Tonight」。
中学の時に作った曲です。
新聞配達してた頃だから、中2。
雨の日の方が好きだ、というようなことをややこしく歌った無邪気な歌で、
展開もやや、こんがらがってた曲を、
二十歳過ぎてから、ちょっと整理して、
歌詞を松本隆さんに書いていただきました。
松本さんは、歌詞完成後、1コーラス目と2コーラス目を、入れ替えられたそうです。
打ち合わせで、雨の歌なんだということは、お伝えしてたので、
出だしで、「雨音が遠のいて月の光」と、書いてくださったんでしょう。
2行目で、「静かだね抱きしめてると 海の底沈むみたい」、と。
1行目で、夜空など見えるものが歌われ、
2行目で、主人公から恋人へのささやき、いう展開は、
まさに、松本隆。
それに比べてると、元の2コーラス目、
「もう二度とはなさないよ つかまえたら」
「少しだけ話をやめて 僕の目をじっと見て」と。
2コーラス目で、ぐっと核心に迫るのも、松本さんの特徴の一つ。
この、まさに松本隆、というべき展開の作品だったところを、
当時の松本さんの、マネージャーさんが、
これは、1番と2番、入れ替えた方が良くないですか? と一言。
それを、すぐ受け入れるところも、松本さんの器。
こうして、今もファンの皆さんから人気の、「Tonight」となったのでした。
松本さんのことに限らず、こんなようなお話は、1曲1曲、全部ありまして、
それらを、思い出したりしながら、毎日、練習してきました。
いよいよ、本日、初日。
加納順くんと一緒に、一生懸命がんばります。
今日、明日の東京公演は、おかげさまでソウルドアウト。
東京、追加公演を決めました。
今日、夜以降、発表になります。
そして、8月の京都公演は、まだ、お席に余裕がありますので、
ご予約、お申込み、よろしくお願いします。
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出演:久保田洋司、加納順
デビュー曲「ため息のマイナーコード」から最新の「春夏秋冬」まで
アルバム、シングルに収められた全曲をThe東南西北ギター部で
2日間にわたりジャ~ン!
◾2015年8月23日、24日
京都ジョニーエンジェル
18:00 open
19:00 start
各限定60名
申し込みは、
tnspguitarclub@gmail.com
まで、
・お名前
・人数
・希望公演日(複数可)
を書いて、お送りください。
料金 : 各公演、4000円(チャージ制)+drink
尚、入場者数限定のため申込み先着順とさせて頂きます。
申込み以降の変更はできません。
ご了承ください。
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今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司