コメントありがとうございます。

りーさん、「夜空に咲く天国の花」、良いですね。「月夜のでんしんばしら」、賢治の時代の、電信柱の珍しさや存在感も、面白いですね。僕は「シグナルとシグナレス」も好きです。

いまこさん、冬は空気も澄んで、月や星がくっきり見えますね。

というわけで、久保田洋司、昨夜も星のきれいな夜に、

「えいっ」と飛び出しました(←YoNaGaの曲「E♭」参照)。

昨日は、下弦の月、楽しみに出たんですが、

建物などの陰に隠れて、なかなか見えません。

月齢22の月は、居待も寝待も更待も過ぎ、

出てくるのが、とってもおそいんです。

僕が走りに出たのは、12時過ぎ。

しばらく走って、やっと建物がさえぎらない、

東の空、ぎりぎりのあたりに、すごい存在感で見えました。

下弦は、ご存じのとおり、半月で、弓の弦に見える真っ直ぐな方が、

下にあるから、下弦といいます。

ただ、東の空を上ってる最中は、弦が上に見えます。

てっぺんを過ぎて、沈み始める時、弦は下に向き、

これで、やっと名前の通り、下弦になるわけです。

月齢6の上弦は、その逆。

上弦の場合は、出てくるのが早いですから、

暗くなって、ちょうど月が輝くころに、弦を上にして、沈み始めるんです。

なので、自然に、上弦の月、と呼べたでしょう。

下弦は、その反対だから、下弦と呼ぶことにしたのかもしれませんね。

昔、月の明かりを頼りに、夜、女の人のところへ向かう男にとっては、

月にはやく出てほしいところでしょう。

上弦は、もう、暗くなれば、すぐ輝きますが、

下弦となると、夜中の12時過ぎないと出てきません。

もう、待ちきれませんね。

そんな時間から、出かけたのか、

あるいは、まだ、暗くなる前、夕方から、出かけたかもしれませんね。

そして、朝方には、帰らなくてはいけない。

外に出てみたら、そこに見えるのが、下弦の月。

これから、どんどん月の出は、おそくなり、細くなり、

そして、ある日、新月です。

こんどは、少しずつ満ちるのを楽しみに、見るでしょう。

また長くなりました。

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司