写真は昨夜、品川、ステラボールで開催された、
「RYU'S CUBAN NIGHT」に行った帰りの久保田洋司。
キューバ音楽を、体一杯に楽しみ、やや興奮気味。
村上龍さんが、毎年この時期に、キューバから、超一流ミュージシャンを招いて開催されるこのコンサートに、僕は、4~5年連続で、通わせていただいてます。
ものすごいビートと、強力なホーンセクション、迫力の歌、超かっこいいフルート。
ダンスフロアの真ん中前方で、楽しみました。
ぎゅうぎゅうづめですが、皆、思い思いに踊ったり、体を動かしたり、叫んだり。
はじめての時には、最初、刺激が強すぎて、気を失いそうでしたが、
徐々に慣れて、今は、僕も、ゆらゆらしたり、叫んだりして楽しんでます。
今朝は、うって変わって、万葉集の講座。
巻十一の歌が続いてますが、巻十一は、万葉集の中でも、平凡なものが多く、
このあたりで、一度、質の高いものに触れなくては、ということで、
今朝、先生は、大伴旅人のお話を、たくさんしてくださいました。
車海老だといわれて、ブラックタイガーを食べても気がつかない、ということも問題だ、と、面白いたとえを話されて、旅人のお話。
旅人が、大宰府に赴任されたのは、63歳。今の年齢なら、80歳ぐらいの、当時としては大変な高齢。
大宰府についてまもなく、奥さんが亡くなったり、(この奥さんは、十代後半から二十代前半の若い奥さんだった、と7月29日のこのブログに書いてます。)
二年後に、長屋王の変があったりして、いろんな思いもあったことでしょう。
旅人の亡妻挽歌、望郷の歌、奈良の都、若いとき過ごした明日香、吉野への思い、お酒の歌、など、今朝もいいお話がいっぱいだったんですが、それは、また、あらためて書くことにします。
キューバ音楽にしびれ、その半日後には、万葉集に酔い、今日は、久々に買い物を(主に、ゆたんぽをめざして)と、歩き回り、レコード店に入ってみたりしましたが、結局なにも買わず、クラプトンのライブ盤を大音量で聞きながら、帰ってきたことです。
昼に食べた、ナポリタンが、しょっぱくて油っぽくて、今、ちょっとむかついてます(←怒っているのではない)。
すっかり、夕方。
素敵な夜を。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司