コメントありがとうございます。
しょこらたんさん、「愛するということ」、高校生の頃読まれたんですね。また、読まれると、その頃とは違った発見が、あるかもしれませんね。僕は、半分ほど、読み返しました。聖書についてのことなど、あらためて、面白く読んでますよ。
そんな久保田洋司、今朝は、いつも楽しみにかよっている、万葉集の講座に行ってきました。
巻十一の恋の歌も、寄物陳思に。物に寄せて、思いを述べる歌。
物に例えて歌いますから、面白いですよ。
今日、勉強した中から一つ。
2620
解き布(きぬ)の 思ひ乱れて 恋ふれども なぞ汝(な)が故(ゆゑ)と 問ふ人もなき
訳)思い乱れて 恋い焦がれているのに どうしてあなたのせいかと 問う人もない
糸を抜いて、ほどいたら、着物は、乱れます。そんな感じに思いが乱れてるんですね。
背骨を抜いたら、立ってられへん、みたいなことでしょうか。
単に、思い乱れて、と歌うより、着物がふわーっと、ほどけるような、乱れるようなイメージが浮かんで、面白いですね。
当時、恋愛は、なるべく人に知られないようにしたわけですが、一方で、誰にも気づいてもらえないのを、不満に思っているわけです。
さわがれたらいやなのに、
こんなに思い乱れてることを、
誰も、あなたのせい? とか、
何にも言ってくれないのは、
満たされないものを、感じる。
こんなに、素敵な人と付き合ってるのに、それを、誰にも言えず、思い乱れてる。それなのに、誰も、あの人のせいだね、など言ってくれないのが、不満だ。
何度も言い直してみましたが、伝わったでしょうか。
その感じを、着物が乱れるイメージを使って、うまく歌にしてます。
すごいですね。
寄物陳思、まだ、少し続くので、楽しみにしてますよ。
さ、14日のThe東南西北ライブに向けて、個人練習も追い込み。
ひたすら、メトロノームと、合奏してます。
尾道も、きっと暑いです。
きみはきみの真夏を持っているかい。
お待ちしてます。
今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司
しょこらたんさん、「愛するということ」、高校生の頃読まれたんですね。また、読まれると、その頃とは違った発見が、あるかもしれませんね。僕は、半分ほど、読み返しました。聖書についてのことなど、あらためて、面白く読んでますよ。
そんな久保田洋司、今朝は、いつも楽しみにかよっている、万葉集の講座に行ってきました。
巻十一の恋の歌も、寄物陳思に。物に寄せて、思いを述べる歌。
物に例えて歌いますから、面白いですよ。
今日、勉強した中から一つ。
2620
解き布(きぬ)の 思ひ乱れて 恋ふれども なぞ汝(な)が故(ゆゑ)と 問ふ人もなき
訳)思い乱れて 恋い焦がれているのに どうしてあなたのせいかと 問う人もない
糸を抜いて、ほどいたら、着物は、乱れます。そんな感じに思いが乱れてるんですね。
背骨を抜いたら、立ってられへん、みたいなことでしょうか。
単に、思い乱れて、と歌うより、着物がふわーっと、ほどけるような、乱れるようなイメージが浮かんで、面白いですね。
当時、恋愛は、なるべく人に知られないようにしたわけですが、一方で、誰にも気づいてもらえないのを、不満に思っているわけです。
さわがれたらいやなのに、
こんなに思い乱れてることを、
誰も、あなたのせい? とか、
何にも言ってくれないのは、
満たされないものを、感じる。
こんなに、素敵な人と付き合ってるのに、それを、誰にも言えず、思い乱れてる。それなのに、誰も、あの人のせいだね、など言ってくれないのが、不満だ。
何度も言い直してみましたが、伝わったでしょうか。
その感じを、着物が乱れるイメージを使って、うまく歌にしてます。
すごいですね。
寄物陳思、まだ、少し続くので、楽しみにしてますよ。
さ、14日のThe東南西北ライブに向けて、個人練習も追い込み。
ひたすら、メトロノームと、合奏してます。
尾道も、きっと暑いです。
きみはきみの真夏を持っているかい。
お待ちしてます。
今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司