今朝は、マイルス。
「Sketches of Spain」は、1959年~60年。
写真左に、ちょっと写ってる、黄色と赤のジャケット。
ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」に取り組んでます。
あの「Kind of Blue」の次に、これを作るところが、いいなと思います。
作曲者の、ロドリーゴは、これを聞いて「嫌い」と言ったそうですが、
それを聞いてマイルスは、「お金が入ってくるようになると、考えも変わると思うよ」と言ったとか。
マイルスのレコードの中で、僕など、大好きなものの1枚。
「アランフェス~」ではない、B面のスペインな感じもいい。
写真、真ん中は、「In A Silent Way」。
これも、大好き。今、これ、聞いてるところ。
エレクトリック楽器を、本格的に使うようになった1969年の作品。
エレクトリック・ピアノの音が、印象的。
チック・コリアやハービー・ハンコックが弾いてる。
ハービーは、58年、ある日スタジオに行くと、エレピが置いてあって、
マイルスに、これを弾け、と言われて、はじめて、エレピを弾きだしたとか。
チック・コリアも、マイルスの指示で、エレピを弾くようになって、最初は、エレピを嫌ってたとか。
弾き方も、よくわからないまま、レコーディングしてた、と何かで読んだことがあります。
写真、右のジャケットが「BITCHES BREW」、これも1969年で、「In A~」の半年後のもの。
前作を、ぐっと拡大したような作品。
マイルスのレコードでは、これが、一番好きと、聞くたび思う。
ミュージシャンも、何ができてるのか、わからないまま、演奏してた、とか。
演奏中に、マイルスが、フレーズを書いた、メモみたいなものを持ってきて、これをやれ、
みたいな、感じでレコーディングしてた、と、それもなにかに書いてあった。
今、レコードは、「BITCHES BREW」の、1枚目のA面。
今、聞いても衝撃的だし、当時の、最先端な感じもするのに、ものすごく原始的な匂いがするところも大好き。
そんな、久保田洋司、今日も、YoNaGaの、個人練習を。
昨日、だいぶ、追いついたけど、まだまだ。
がんばろう。
素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司