コメントありがとうございます。

ひとみさん、永遠の名曲、作れるように、がんばります。

久保田洋司、昨日は、朝、いつも楽しみな万葉集の講座にでかけました。

またまた、楽しいお話が、いっぱいで、帰って復習したりして、ファンクラブのほうのブログには、少し感想を書いたりしました。そちらを読んでくださった方には、重複になるところもありますが、ここにも、書かせていただきますよ。

巻十一 2492
高山の 峰行くししの 友を多み 袖振らず来ぬ 忘ると思ふな

訳)高い山の 峰を行くししのように 仲間が大勢いたので 袖も振らずに来たが 見捨てたと思うな

ここにでてくる「しし」は、かもしか。

一般に「しし」というと、鹿や猪など、食用となる獣をさし、またその「肉」のことをいいます。
当時の人は、野生動物の肉を食べていました。

高い山の、峰を行く野生動物、ということで、ここでは、かもしかだろう、といわれています。

その、かもしかが、群をなしている場面を見て、当時の人は、「友達が多いんだな」と感じるんですね。

野生動物が、なぜ、群をなすのか、ということの研究など、されていませんから、
「友達」と思うわけです。

面白いですね。

動物も人間も区別しないという気持ちのあらわれです。

万葉集のことを、知りたいと思っても、自分で本を読んだりするだけでは、
なかなか、こういうことまで、想像できなかったりします。

この講座の先生の面白いお話や、
明日香村で、中西進先生の楽しいお話を、たくさんお聞きしたことで、
あるいは、それを、「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ」で朗読するために、
あれこれ、スタッフと話し合ったりしたことで、
ますます、万葉集を面白いと感じらるようになったと思います。

国語の、万葉集や古典の専門の先生方ですから、
普段の言葉使いも、ゆたかなんですよね。

僕なども、しっかり勉強して、楽しいお話ができるようになりたいな、と思いますよ。

そんな久保田洋司、YoNaGaの新曲制作と、19日のライブに向けての個人練習、4月の「え と うた」のための新曲制作、ここ数日は、集中して、がんばります。

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司