昨日は、GROUND Omotesandoに、「空想音楽博物館」を、聞きに行きました。

モーメント・ストリングカルテットさんが、プログレを演奏され、

とってもかっこよかったですよ。

カルテットさんたちの、今までに、見たことのない、迫力で、

他では聞けないだろう、という貴重で、ロックな、演奏でした。

 

ゲストとして、永井ルイさんのやっておられるバンド、AMPM。

世界的に有名なアニメの楽曲も手掛けておられるルイさんが、

バンドアレンジで、それらの曲を、プログレ的に聞かせてくださいます。

70年代のロックが、体の中にぎっしりつまってる感じのルイさんのパフォーマンス、

わくわく、楽しめました。

 

このイベントの目玉の一つは、メロトロン。

二組の、演奏の中に、上手く取り入れられていました。

ライブで、演奏されるのを、僕は初めて聞きましたが、すごく存在感のある、

強い音がしますね。

サンプラーとかシンセサイザーによるシミュレートはいくらでもありますが、

そういうものでは、再現できるものではない、というのをあらためて実感しました。

 

ライブ後、この楽器の中にセットされてる、テープのカートリッジを取り外す場面を見ましたが、もう、養蜂場みたいでした。

巣箱の中から、大きい引き出しを、ごっそり抜く感じ。

 

ストレンジデイズの岩本晃市郎さんの私物という、メロトロン。

なんと、三台もお持ちと。

 

非常に、扱いの難しい楽器だけに、昨日は、それを充分味わえて、

満足でした。

 

ライブ後、モーメント寺澤さんと、今後の僕やThe東南西北のライブの打ち合わせを、

1時間ほどして、外に出たら、土砂降り。

 

雨の中、タクシーをつかまえようと、通りに出ても、なかなか止まってくれません。

ずぶ濡れで、ようやく止まってくれた車に乗り込めば、

雨は、嘘のように、あがります。

 

ちょっと皮肉な歌の歌詞みたいで、面白く、渋谷駅に着いて、車を降りれば、

雨宿りから出てきたらしい、すごい人と、蒸し蒸しの街。

 

もし、今後、僕の歌に、そんな場面が出てきたら、この日のことかも、

と思っていただいて、いいですよ。

 

今日も素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

 

洋司