昨日は、ストラトキャスターをリペアに出しに行きました。

デビューの時から、The東南西北で、
楽器のことを大変お世話になっていた方に、
ギターのリペア専門店に連れて行っていただき、
預けてきました。

1960年直前ぐらいのものと思われるギターですが、
やはり、その方に、連れて行っていただいた、
ビンテージギター前門店で1986年ごろ購入しました。

元から、新品ではなくて、
前の所有者が使い込んだ感じのギターで、
お店の人が、アメリカに行って仕入れてきたばかりの、
当時でさえ、枯れたギターの匂ってくる感じがしたものです。

ボディーの塗装のはがれ具合から、
ジャズの人が使っていたのかもしれないね、と、
言われたりしてました。

僕が勝手に想像してるところでは、
黒人のとっても上手い人が、毎晩ジャズ・クラブとかで、
2~3時間弾いてたんじゃないか、と。

1980年代になって、時代も変わり、
50年代のギターは、もう古いということで、
売りに出したものが、巡り巡って、
僕のところに、やってきた、と。

アメリカの乾燥した空気の中にあったからか、
初めて触ったときは、とっても軽くて、
びっくりするほどでした。

僕が使うようになってからは、
野外のライブで、雨にあたったこともあったし、
長年の日本のしめった空気の中で、
少し重くなったような気がします。

アコースティックの弾語りが多いと、
ストラトはライブではあまり弾かないことも多くなりますが、
それでも、いつも近くにおいて、手に取ってきたギターです。

25年以上、ほとんど半径5メートル以内にあったと思うので、
数週間、修理に出てる間は、なんとなく、そわそわしますが、
きれいに調整してもらって、帰ってくるのが楽しみです。

来月22日の名古屋には間に合いそうですが、もしかしたら、
15日の福山は、別のギターで出るかもしれません。

今、ほかに持っているエレキギターは、
ムスタングと、リッケンバッカー325。
どちらも好きですから、数日引き比べて、
曲や気分に合いそうなほうを、連れて行こうかな。

今日もいくつか取り組むことをがんばろう。

素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司