寒くなりますが、お元気ですか?

昨晩など、ジョギングしていても、
今期一番寒いな、と感じたところです。

ジョギングコース、竹やぶのそばを走る場面があるんです。

そこを通りかかると、夜9時ごろですが、
ものすごい数の鳥と思われる声がするときがあります。

シタキリスズメ
オヤドハ ドコダ

御伽噺をもとに書いた太宰治「御伽草子」の、
「舌切雀」では、お爺さん、
雪の積もった竹やぶの中を、さまよい歩きます。

先日、「天声人語」には、
雀の数が、約20年で6割減、と。

雀は人里にすみながら、警戒心が強く、気を許さない。
なのに、このごろでは、
人慣れして、手から餌をたべたり、ねだったりする群れが、
全国で見つかっている、と。

朝、窓の外で、雀の鳴き声、
今も、聞きますが、
しかし、夜の、竹やぶの鳥は、雀とは違うようです。

ムクドリがねぐらにしているんでしょう。

ウィキペディアを見れば、
ムクドリは、もともとは、
農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされていたそう。

その後、生息環境の破壊により都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題になる、と。

夕方、街路樹や電線に、大群でやってきて、
次々、とまるのを、時々、見かけますが、
すごい数に、びっくりします。

竹やぶなんて、今の街には、珍しいですから、
ムクドリにしてみたら、
もう、嬉しくて、たまらない感じでしょうか。

僕で言えば、レコード店は、今の街に珍しいですから、
見つけると、嬉しくてたまらない、というような。

ライブも迫ってきて、
The東南西北のレコーディングも迫ってきて、
緊張しつつ、ますます元気一杯です。

今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司