今朝は、ソニー・ロリンズの「The Bridge」のレコードをかけてます。

ギターに、ジム・ホール。

前にも、書いたことがあるかも。

1962年のアメリカでプリントされたレコード。
中古盤で入手したんです。
ジャケットなど、ボロボロなんですが、レコードは、
いい状態です。

そのころ、よくある編成、
サックス、ピアノ、ベース、ドラムの、ピアノにかえて、
ギターを採用してるところが、珍しいところ。

ジム・ホールのギターは、ビル・エヴァンスとのレコード、
「アンダーカレント」で、僕も大好きです。

ソニー・ロリンズは、マイルスのバンドにいたこともあって、
マイルスの「自叙伝」にも、同じサックスのジョン・コルトレーンと並んで、よく出てきます。

エヴァンスもコルトレーンも、マイルスのバンドにいたので、
やはり、「自叙伝」には、それぞれ、マイルスの思い入れたっぷりに語られますが、
ロリンズは、よくいなくなるんです。

ライブ本番だというのに、来ないときもあって、
マイルスなど、「また橋の下で練習してるんだろ」って言ってる場面もあります。

ロリンズは、よく、ニューヨークのウィリアムズバーグ橋で、
サックスの練習をしたそうで、
タイトル曲「The Bridge」の曲名は、そこに由来してるそう。

僕など、時々、公園に、ハーモニカや歌を練習に行ったりするときがあります。

その公園で、サックス練習してる人も、いたなぁ。

ニューヨークの、マイルスが住んでた家の近くでは、
トランペットやサックスの練習をする人が多かったようで、
「練習禁止」の看板があったみたいです。

「ザ・マイルス・デイビス・ストーリー」というDVDで見たような。

マイルスに聞いてもらえるかも、
と思った人が多かったんでしょうね。

「ウェインズワールド」っていう楽しい映画のワンシーンに、
楽器店のギター売り場で、必ず、「天国への階段」だったか、
皆、ギターを手にとって弾くので、
「天国への階段禁止」とか書いた張り紙があったのが、
面白かったです。

主人公が、やはりそれを弾こうとして、店員ににらまれたりして。

これ書きながら、「The Bridge」、2回聞いてしまいました。

次は、「アンダーカレント」聞こう。

で、12月29日のミノトール2でのライブに向けて、
ピアノ、練習を始めよう。

今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司