いよいよ明日、新宿、ミノトール2でライブ開催の、
久保田洋司です。

スペシャルゲストに、黒沢秀樹さん。

昨日、一緒に、リハーサルをしまして、とってもいい感じです。

リハーサル後、二人で、食事をし、いろんな話もでき、
楽しいことでした。

黒沢秀樹さんの火柱の太さを、あらためて知ることでした。

明日のライブ、お楽しみに。

昨日は、朝、万葉集の講座で、また、
素敵なお話をたくさん。

秋の花(ほとんど萩ですが)から、
雁(かり)を詠む歌を。

雁は、渡り鳥。

「万葉集事典」(中西進編)を見れば、雁は、
雁行して飛来し秋の到来を告げ、収穫の訪れを教える(初雁)。
春、北国へ帰る(帰雁)。
雁の声(かりがね)が多くうたわれ、黄葉、霜、鹿の声とともに季節の推移をあらわす。音信を運ぶ鳥とも。

雁の声が聞こえるころ、萩が散る、というような歌があります。

それを、秋萩は、雁に逢うまいと、はかなく散った、と歌うんです。

萩は、雁に、会いたくないから、散った、と。

面白いですね。

あとは、鹿が、萩の花を自分の妻だと思っていて、
その鹿は、雁の声を聞いたら、萩が散ってしまう、と、
気落ちして、しょんぼりしてしまう、という歌など。

かわいらしいですね。

ちょうど、習ってるところと、今の季節があってて、
ますます、自分が、鹿になったような気がすることです。

そんな鹿、いや、久保田洋司、
本日、45歳になりました。

元気一杯で、明日、ライブに向かいます。

新宿、ミノトール2で鳴いて、いや、歌っております。
是非、いらしてください。
心から、お待ちしてます。

今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司