弾き語りのライブのリハーサル期間は、
ほぼ、グレッチ・ランチャーを弾いていますが、
ライブ後は、グレッチはしまって、
ギブソンJ-160Eとか、
ゴダンのナイロン弦を弾いたりしています。

音に慣れるということがあります。

例えば、ずっとギブソンばかり弾いていて、
ある日、ふとグレッチを出して弾くと、
すごい、硬くてきつい音に聞こえるんですね。

弦の太さやテンションにもよるんですが、
エレキと同じピックアップのギブソンJ-160Eは、
エレキと同じ弦にしているので、
ちょっと、テンションがゆるくて、
ベタっていう感じの音がします。

それに慣れていると、それがすごく良いんですが、
グレッチのちょっとテンションきつめの、
ブロンズ弦に慣れてると、
ギブソンを弾いたとき、変な音に感じます。

そういう変化にも、慣れてるはずなんですが、
それでも、びっくりするぐらい、
弾き込んだギターへの慣れは、
耳だけじゃなくて、体全体で、
感じていたりするような気がします。

いつも走ってるジョギングコースも、
ちょっと別のルートにすると、
走ることが、ものすごく新鮮に、
感じたりするんですよ。

不思議なことです。

慣れや習慣みたいなもので、
人は、できてるところもありますね。

言葉に気をつけないと、それが思考になる、
思考に気をつけないと、それが行動になる、
行動は、癖になって、癖は習慣に、
とかなんとか、そういうの、聞きますね。

僕など、調子に乗りやすいほうですから、
本当、気をつけないと、と思います。

今は、8月に向けてのリハーサルと、
諸々の書き物中ですから、
そういう者に、なっております。

今年のテーマ「はじける笑顔」等は、そのままに。

今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司