今朝も、ラヴェル、
「序曲とアレグロ」聞いてるところ。
ハープ、フルート、クラリネットと、
弦楽四重奏のための。

すごくきれいです。

1906年6月11日に、
ラヴェルが<メルキュール・フランス>誌の批評家宛の手紙で、
「私は8日間夢中で仕事をし、3晩徹夜して作曲しましたが、まあうまく完成することができました」と書いているそう。

1875年3月7日生まれだから、
31歳ぐらいのときの作曲ですかね。

ウィキペディアを見れば、こんな記事も。

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「作曲家は創作に際して個人と国民意識、つまり民族性の両方を意識する必要がある」と言うのがラヴェルの考え方であった。1928年、アメリカとカナダの25都市の大きなコンサート・ホールでピアノ公演を行なうため渡米した際も、アメリカの作曲家達に「ヨーロッパの模倣ではなく、民族主義スタイルの音楽としてのジャズとブルースを意識した作品を作るべきだ」と述べており、一説によればオーケストレーションの教えを乞うたジョージ・ガーシュウィンに対して「あなたは既に一流のガーシュウィンなのだから、二流のラヴェルになる必要などない」と言ったといわれている。

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それでも、ラヴェルも、
ジャズの語法の影響も見られる作品もあるそう。

昨日は、なんとなく、
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聞きたいな、と
思いながら、ネットのラジオをつけてみると、
ちょうど、その曲がながれてて、びっくりしました。

大林監督の映画「ふたり」(1991年)で、たしか、あれは、
亡くなったお姉さんのことが出てくるお話で、
「亡き王女の~」が流れてたような、
それか、よく似たように作った曲だったのかな。

富司純子さんが、出演されてました。
富司さんの出演されてた、「あ・うん」(1989年)
高倉健さんも、すごく良くて、何回も映画館に、見に行ったのを、
思い出しました。

健さんが、富司さんに、しかられるシーンがあって、
「一言もありません」っと、頭を下げるところ、
当時、僕、真似してました。

今朝は、少し曇っていますが、でも、
ちょっと、気持ちの良い朝です。

素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司