ジョギング中に、カエルの声、っていう話は、
毎年、書くような気がします。
一昨日まで、鳴いていなかったと思うのに、
雨をはさんで、出てみれば、
もう、一斉に鳴いている、という。
僕のジョギングコースの
ちょっと先に、小さな田んぼがあるんです。
しかし、あそこに、
カエルが何匹いて、鳴いているのか。
そのカエルは、たぶん、そこで生まれて、
どこに行くでもなく、そこにいて、
やがて、次の世代に引き継いで、
そのカエルたちも、ずっとそこにいて、
みたいな、ことなんでしょうか。
ふと思い出したのが、
実家の、下のお宅、
(実家は、ちょっと坂の上にあるので、
その坂の下のお宅、となるわけですが)
そのお宅の裏庭の、
小さな池に、大きなカエルが長年住んでいて、
よく、モーモーって、鳴いていました。
ウシガエルかな。
主(ぬし)っていう言葉を聞くとき、
僕は、今も、あのカエルを思い出します。
あのカエルは、ずっと一匹でいたのか、
あの、素晴しい鳴き声で、
誰かを、引き寄せることができたのか。
さらに、
万葉集の鹿の歌を思い出します。
夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は
今夜は鳴かず い寝にけらしも
万葉集の中でも、名歌といわれるこの歌、
僕も、とっても好きな歌なんですが、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」から、
ごらんください。
こちら。
それ風に、言えば、
あのカエルは、もう鳴かないが、
共寝の相手が、見つかったのかな。良かったね。
みたいな。
今日も素敵な一日でありますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司
毎年、書くような気がします。
一昨日まで、鳴いていなかったと思うのに、
雨をはさんで、出てみれば、
もう、一斉に鳴いている、という。
僕のジョギングコースの
ちょっと先に、小さな田んぼがあるんです。
しかし、あそこに、
カエルが何匹いて、鳴いているのか。
そのカエルは、たぶん、そこで生まれて、
どこに行くでもなく、そこにいて、
やがて、次の世代に引き継いで、
そのカエルたちも、ずっとそこにいて、
みたいな、ことなんでしょうか。
ふと思い出したのが、
実家の、下のお宅、
(実家は、ちょっと坂の上にあるので、
その坂の下のお宅、となるわけですが)
そのお宅の裏庭の、
小さな池に、大きなカエルが長年住んでいて、
よく、モーモーって、鳴いていました。
ウシガエルかな。
主(ぬし)っていう言葉を聞くとき、
僕は、今も、あのカエルを思い出します。
あのカエルは、ずっと一匹でいたのか、
あの、素晴しい鳴き声で、
誰かを、引き寄せることができたのか。
さらに、
万葉集の鹿の歌を思い出します。
夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は
今夜は鳴かず い寝にけらしも
万葉集の中でも、名歌といわれるこの歌、
僕も、とっても好きな歌なんですが、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」から、
ごらんください。
こちら。
それ風に、言えば、
あのカエルは、もう鳴かないが、
共寝の相手が、見つかったのかな。良かったね。
みたいな。
今日も素敵な一日でありますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。
洋司