昨日は、夕方から銀座のギャラリーに、
舟越直木さんの展覧会を見に行きました。

心の、深いところの、
自分でも意識できるかできないかという、
その無防備なところを、
ふっと、くすぐられるというか、
きゅんとさせられるような、
芸術家ご一家にお育ちの舟越さんの、
匂いのある、美しい作品を、
静かに、静かに、ゆっくり拝見しました。

絵画や彫刻。

どうやって制作されたのか、
舟越さんに、いろいろ質問すれば、
僕などにもわかるように、丁寧に、
説明してくださいます。

舟越さんとは、小峰倫明さんを通じて、
知り合いました。

舟越さんは、
小峰さんが、よく展覧会をされる、
ギャラリー・カフェの常連さんで、
小峰さんも、舟越さんと、そこで知り合った、と。

僕が、数年前、ボブ・ディランに、とってもはまってたころ、
その、ギャラリー・カフェに、小峰さんといたとき、
小峰さんが、
「ボブ・ディランを大好きな人がいるんだよ」と、
そんな話をしてた丁度そこへ、
舟越さんが、入ってこられて、
「あの人、あの人」と。

そのタイミングがすごくて、
ちょっとマンガの主人公っぽい登場でした。

舟越さんが、どういう方なのか知らぬまま、
もう、ボブ・ディランのお話を、たっぷりお聞きして、
だいぶ、楽しかったことでした。

舟越さんご自身も、
お父さんもお兄さんも、世界的な彫刻家なんだ、と、
だいぶあとになって知り、
昨日、はじめて、展覧会に行かせていただきました。

夜は、一緒に食事。
舟越さんは車なので、お酒は飲まれませんが、
楽しいお話、
というか、とっても芸術家らしい、ピュアなお話を、
たくさん、お聞きできて、嬉しいことでした。

本日は、伊藤銀次さん、黒沢秀樹さんのユニット、
uncle-jamのライブを見に、上野へ行くつもり。

素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司