サン=サーンスの「管楽器のためのソナタ集」を、
昨日、レコード店で見つけて、買ってきたところです。

今、B面の一曲目、
「ホルンのためのロマンス 作品36」
というのを聞いています。

ピアノの静かな伴奏にのって、
ホルンのやさしい音色が、ちょっと切ないメロディーを、
奏でています。

なんだか、今朝にぴったり。

などと書いているうちに、曲は、終わってしまいます。

続いて、
「トロンボーンのためのカヴァティーヌ」。

こちらは、ちょっと勇ましい感じにも聞こえます。

などと聞き入ってるうちに、
「クラリネット・ソナタ 作品167」。
すごく奇麗で、普段から、あまり動かない僕の動きが、
さらに、止まってしまいます。

今まで、聞いた事もない、曲ばかりですけど、
とっても懐かしく、愛しく感じるのは、
子供の頃からよく聞いていた、
「動物の謝肉祭」のフレーズっぽいものが、
ところどころで、聞こえる気がするからでしょうか。

あの「白鳥」とか「水族館」なんかで聞ける、
すごい奇麗な感じを、ほかの曲でも聞けたら、と、
思って、買ってきたレコードですけど、
とっても、静かで、奇麗で、気に入りました。

こんなに、心落ち着き、動きが止まってしまうほどなのに、
わくわくで、じっとしていられない感じ。

今日も素敵な一日になりますように。
美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司