「ぬばたまの」といえば、
「黒」「髪」「夜」「一夜(ひとよ)」「夕べ」「昨夜(きぞ)」「今宵」
「妹(いも)」「夢」「月」などにかかる枕詞。
なぜ「ぬばたまの」が、それらにかかる枕詞なのか、
確かなことが、わかっているわけではありません。
ぬばたま(射干玉)は、ひおうぎの実。黒くて丸い。
その、黒いところから、
ぬばたまのように、黒い髪とか、黒い夜とか、
そういうふうに、なったのかもしれない、と、
中西進先生や、万葉集の講座の先生から、
お聞きした覚えがあります。
中西先生など、外国の方々に、
これが、あの「ぬばたま」です、と、
その黒い実を、差し出されたところ、
皆さん、とっても興味深げに、手にとって、
ご覧になった、と、おっしゃってました。
僕が最近読んでる、ある小説、
外国のものの翻訳ですが、
黒い髪に、憧れてる主人公が、
その、黒髪を言う時に、
ぬばたまの黒髪、って訳されてて、
万葉みたいで、とっても嬉しかったことでした。
僕も、難波のことを、言うときには、
枕詞をつかって、押し輝(て)るや、とか、
ライブのタイトルにしたことが、だいぶ前にありましたが、
これからは、
黒いものや、夢や、月なんかを言うときも、
ぬばたまの~って言うことにしようかな、と思いました。
ぬばたまの月を見ながらね、
君のことを、思ってましたよ、とか、どうですかね。
ぬばたまの夢に、君が出てきました、など。
こういうときの君って、誰なのかって思いますが。
「君」というと、万葉の頃は、多くは、
女性から男性を呼ぶときに、用いられました。
特に、「大君」となると、天皇のこと。
今は、当然、男女どちらも、君なんて言いますし、
特に、歌なんかでは、よく、君って、使いますね。
僕など、小学生のころ、
アニメの「タイガーマスク」の主人公、
伊達直人が、
悪いヤツに向かって、
「君、やめたまえ!」って言ってるのを聞いて、
かっこいいなぁ、と思い、すぐ学校で、
いたずらしてる子がいると、
「君、やめたまえ!」なんて言って、笑われた、
思い出せば恥ずかしい思い出ががあります。
尾道の小学生が普通にそれを言うなら、
「おみゃー、やめーやー」ですからね。
独自の道を歩んでいたと言えるかもしれません。
続けて、祈ってます。
今日も、素敵な一日でありますように。
美しい明日へ心をこめて、ここで歌っています。
洋司
「黒」「髪」「夜」「一夜(ひとよ)」「夕べ」「昨夜(きぞ)」「今宵」
「妹(いも)」「夢」「月」などにかかる枕詞。
なぜ「ぬばたまの」が、それらにかかる枕詞なのか、
確かなことが、わかっているわけではありません。
ぬばたま(射干玉)は、ひおうぎの実。黒くて丸い。
その、黒いところから、
ぬばたまのように、黒い髪とか、黒い夜とか、
そういうふうに、なったのかもしれない、と、
中西進先生や、万葉集の講座の先生から、
お聞きした覚えがあります。
中西先生など、外国の方々に、
これが、あの「ぬばたま」です、と、
その黒い実を、差し出されたところ、
皆さん、とっても興味深げに、手にとって、
ご覧になった、と、おっしゃってました。
僕が最近読んでる、ある小説、
外国のものの翻訳ですが、
黒い髪に、憧れてる主人公が、
その、黒髪を言う時に、
ぬばたまの黒髪、って訳されてて、
万葉みたいで、とっても嬉しかったことでした。
僕も、難波のことを、言うときには、
枕詞をつかって、押し輝(て)るや、とか、
ライブのタイトルにしたことが、だいぶ前にありましたが、
これからは、
黒いものや、夢や、月なんかを言うときも、
ぬばたまの~って言うことにしようかな、と思いました。
ぬばたまの月を見ながらね、
君のことを、思ってましたよ、とか、どうですかね。
ぬばたまの夢に、君が出てきました、など。
こういうときの君って、誰なのかって思いますが。
「君」というと、万葉の頃は、多くは、
女性から男性を呼ぶときに、用いられました。
特に、「大君」となると、天皇のこと。
今は、当然、男女どちらも、君なんて言いますし、
特に、歌なんかでは、よく、君って、使いますね。
僕など、小学生のころ、
アニメの「タイガーマスク」の主人公、
伊達直人が、
悪いヤツに向かって、
「君、やめたまえ!」って言ってるのを聞いて、
かっこいいなぁ、と思い、すぐ学校で、
いたずらしてる子がいると、
「君、やめたまえ!」なんて言って、笑われた、
思い出せば恥ずかしい思い出ががあります。
尾道の小学生が普通にそれを言うなら、
「おみゃー、やめーやー」ですからね。
独自の道を歩んでいたと言えるかもしれません。
続けて、祈ってます。
今日も、素敵な一日でありますように。
美しい明日へ心をこめて、ここで歌っています。
洋司