続けて、被災された皆さんにお見舞いを。
不便を強いられてる皆さんにお見舞いを。
いろんな影響で、元気をなくしかけてる皆さんに元気を。
続けて、祈り、歌っています。

昨日は、ビートルズの「ガール」なんか、
久しぶりに、歌っていました。
ジョンの曲ですが、
なにか匂うような、
あのように香る感じ、大好きです。

「ガール」が入ってるアルバム『ラバーソウル』は、
「ノルウェーの森」
「インマイライフ」
「ノーウェアマン」など、ジョンのいい曲一杯です。

ポールの名曲、「ミッシェル」が、
このアルバムにありますね。
シャンソンを意識して、フランス語で歌ったりしてます。

「ミッシェル」のメロディーでは、
一瞬、5度がフラットなところが、
「ガール」では、7度がナチュラルなところが、
たぶん、独特な感じを出してるような気もしますが、
どっちも、雰囲気ありますね。

ジョンが、エルビスの
「アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラブ・ユー」を、
聞いたら、もう、とろけるようだ、と言ったのを知って、
僕は、先にそれを、聞いてたので、
その後で、ポールの「ミッシェル」を聞いても、魔法にかからずに、
すんだ気がしています。

「ガール」は、
僕はたぶん、ビートルズの曲と知る以前に、
あのメロディーを、違うところで、聞いて知っていて、
中学ぐらいになって、初めて、
レコードでビートルズの「ガール」を聞いて、
え、これ、ビートルズだったのか! って
びっくりした覚えがあります。

ま、「イエスタデイ」も「ヘイジュード」も、それでしたけど、
「イエスタデイ」の時は、
ビートルズが、クラシックかなにかを、
盗作してるんじゃないか、と疑い、
「ヘイジュード」の時は、たぶん、小学校のころとかに、
行進曲みたいにアレンジされたのを、聞いたのがはじめですから、
ビートルズって、行進曲も作るのか、みたいな、頭の中で、
今度は、へんな倒錯が起きたことでした。

「ガール」は、
オリジナルは、はねてますが、
僕が知ってたのはたぶん、はねないで、普通に、
8分音符で、演奏されてたなにか、だったのかな。
ちょっと、「ゴッド・ファーザー」のテーマみたいな。

だから、ビートルズのオリジナルを聞いて、
まず、はねてるところにびっくりして、
ジョンの歌が、とってもいいのに、びっくりして、
こんな曲、作ってみたい、などと思ったことでした。

Cmのキーがギター的には、やっかいで、
普通に弾くとしたら、ほぼ、人差し指で、全部の弦を、
押さえっぱなしで、ずーっと弾くみたいな形になります。

そういう時は、カポタスト。

レコードではたぶん、8フレットにカポタストを装着した状態ですかね。

詞の内容も、なにか
苦しみは喜びに通じる、ってあたり、
聖書の影響があるみたいなことを、ジョンが言ってたような。
その意味、わかってるんだろうか、って、
ちょっと皮肉っぽく書いてますけどね。
そのほかの内容を、なんとなく書きますと、

いついてしまった女の子の話。
後悔しそうなくらい思い焦がれてしまうけど、
一日も後悔することはない。

別れようとしても、泣きつかれ、
いい加減な約束を、僕は信じてしまう。

その女の子は、
まわりに友達がいたら、わざとひどいことを言って、
こっちは、馬鹿みたいな気分にさせられしまう。
云々。

僕など、中高生の時に読んだときは、
さっぱりわからない歌詞でしたけど、
今なら、どうでしょう。

いずれにしても、今になって思えば、
みたいなことって、けっこうあるなぁ、と。
それがわかっただけでも、
ありがたいことかな。

今なら、様々に、思い当たることもあるが、って、
嵐「台風ジェネレーション」に、書いたこともありました。

今日も、歌ってます。

洋司