前にも書いた、ASCOT(アスコット)、
とある友人との、趣味のデュオなんですが、
昨日、その録音物を、見つけて、
聞いたのでした。
記録媒体は、カセットテープとMD。
7~8年前のものですから、
そうなりますね。
今なら、そういうメディアは、なくて、
レコーダー内のメモリに保存、みたいなことでしょうか。
「カセットテープ」っていう歌は、
アルバム『トナカイ』にありますが、
「MD」って、歌になるかな。
メモリーチップなら、
キャプテンストライダムの「サイボーグ」って、
いう歌の詞を永友君と共作したときに、
残されたメモリーチップ
なくなった片道切符
って、
僕にしては、面白い韻で、書けたかなと、
思うものがあります。
電気羊の夢を見る
オレとアナタはサイボーグ
小さな寝息もたてない
とがった胸の最上部
この、サイボーグと最上部の韻も、
なかなか、いいなぁ、と。
電気羊は、フィリップ・K・ディックの、SF小説
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」から。
この小説は、
映画「ブレードランナー」の原作。
ビデオを何回も見、サントラ盤にも、よく聞きました。
「サイボーグ」の出だしもいいんですよ。
人工のキスを交わす
オレとアナタはサイボーグ
デリケートなパーツどうし
つなぎ合わす家財道具
サイボーグと家財道具の韻も、
面白いと思うし、
機械の体と、家具のイメージが、また。
本当は、サイボーグ、というと、
ロボットとか、アンドロイドとか、
そういう機械だけのものじゃなくて、
生命体と自動制御系の技術を融合させたもの、と。
歌のサイボーグは、だいぶ、ロボよりですね。
ロボと羊というと、僕は、これも他人事ではないような、
気持ちがします。
話は、それましたが、
アスコットのカセットテープとMD。
たぶん、録音は、
ポータブルのカセットレコーダーかMDレコーダー、
ライブの場合は、会場備え付けの、
MDレコーダー。
僕と、そのとある友人しか聞くことのない、
その録音は、どうも、練習風景もあって、
テイク12とか言いながらやってますから、
12回も同じ曲を、やってるんですね。
聞けば、テイク8ぐらいがベストで、
それ以降は、だんだんバテていくだけ、みたいな。
素で録音されたものに、
次に会ったとき、その友人が、
深いリバーブ処理を施して編集した、
カセットテープを、
なにか、スパイが、
大事な秘密情報をやり取りするときみたいに、
渡してくれるわけです。
昨晩などは、その音源を、うちで、
mp3のファイルにして、その友人に、
インターネットを通じて、送信する、と。
どこにいても、つながるような、
様々な技術。
それで、実際に会わなくなる、ということが、
あるとも聞きますが、
現実には、なかなか会えない者同士が、
すぐそこにいるかのように、
感じられるというのは、
やっぱり、ありがたいことでしょう。
僕など、特に、友人関係、希薄にしがちな者なので、
カセットテープもMDも、ほぼ、なくなった今、
手渡すものがないなら、
もう、手だけでも握る、みたいな、
そんな気持ちで、この「出来心」送信したいと思います。
「送信」。
今日も、
明るい笑顔。
すてきな一日を。
洋司
とある友人との、趣味のデュオなんですが、
昨日、その録音物を、見つけて、
聞いたのでした。
記録媒体は、カセットテープとMD。
7~8年前のものですから、
そうなりますね。
今なら、そういうメディアは、なくて、
レコーダー内のメモリに保存、みたいなことでしょうか。
「カセットテープ」っていう歌は、
アルバム『トナカイ』にありますが、
「MD」って、歌になるかな。
メモリーチップなら、
キャプテンストライダムの「サイボーグ」って、
いう歌の詞を永友君と共作したときに、
残されたメモリーチップ
なくなった片道切符
って、
僕にしては、面白い韻で、書けたかなと、
思うものがあります。
電気羊の夢を見る
オレとアナタはサイボーグ
小さな寝息もたてない
とがった胸の最上部
この、サイボーグと最上部の韻も、
なかなか、いいなぁ、と。
電気羊は、フィリップ・K・ディックの、SF小説
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」から。
この小説は、
映画「ブレードランナー」の原作。
ビデオを何回も見、サントラ盤にも、よく聞きました。
「サイボーグ」の出だしもいいんですよ。
人工のキスを交わす
オレとアナタはサイボーグ
デリケートなパーツどうし
つなぎ合わす家財道具
サイボーグと家財道具の韻も、
面白いと思うし、
機械の体と、家具のイメージが、また。
本当は、サイボーグ、というと、
ロボットとか、アンドロイドとか、
そういう機械だけのものじゃなくて、
生命体と自動制御系の技術を融合させたもの、と。
歌のサイボーグは、だいぶ、ロボよりですね。
ロボと羊というと、僕は、これも他人事ではないような、
気持ちがします。
話は、それましたが、
アスコットのカセットテープとMD。
たぶん、録音は、
ポータブルのカセットレコーダーかMDレコーダー、
ライブの場合は、会場備え付けの、
MDレコーダー。
僕と、そのとある友人しか聞くことのない、
その録音は、どうも、練習風景もあって、
テイク12とか言いながらやってますから、
12回も同じ曲を、やってるんですね。
聞けば、テイク8ぐらいがベストで、
それ以降は、だんだんバテていくだけ、みたいな。
素で録音されたものに、
次に会ったとき、その友人が、
深いリバーブ処理を施して編集した、
カセットテープを、
なにか、スパイが、
大事な秘密情報をやり取りするときみたいに、
渡してくれるわけです。
昨晩などは、その音源を、うちで、
mp3のファイルにして、その友人に、
インターネットを通じて、送信する、と。
どこにいても、つながるような、
様々な技術。
それで、実際に会わなくなる、ということが、
あるとも聞きますが、
現実には、なかなか会えない者同士が、
すぐそこにいるかのように、
感じられるというのは、
やっぱり、ありがたいことでしょう。
僕など、特に、友人関係、希薄にしがちな者なので、
カセットテープもMDも、ほぼ、なくなった今、
手渡すものがないなら、
もう、手だけでも握る、みたいな、
そんな気持ちで、この「出来心」送信したいと思います。
「送信」。
今日も、
明るい笑顔。
すてきな一日を。
洋司