ドレスデンの宮廷に駐在していたロシア公使、
カイザーリンク伯爵は、健康がすぐれぬために、
眠れぬ夜を過ごすことが多かった。
そうした夜には、伯爵の邸に住んでいた、
ゴールドベルク(バッハの弟子の若いチェンバリスト)が、
不眠の伯爵を慰めるために、
チェンバロを演奏しなければならなかった。
ある時、伯爵は、バッハに、
そうした夜にゴールドベルクが弾くために、
おだやかで、しかも陽気なクラヴィーア曲を
作ってほしいと希望を述べた。
以上、グレン・グールドの1956年のほうの録音の、
「ゴールドベルク変奏曲」のCDにある、解説より。
それで作られたのが、後に「ゴールドベルグ変奏曲」と、
呼ばれるようになった、と。
伯爵は、
眠れぬ夜など、そばで、素敵なチェンバロ演奏を、
ただ、自分のためだけに、弾かれるその演奏を、
聞かれたわけですね。
もし、僕一人のために、素敵なチェンバロ奏者が、
夜、そんな風に、演奏などしてくれたとしたら、
僕など、もう、ちょっと、
空中にいる者、になってしまいそうです。
天に昇って、あの世のなにかを、見てくるようなことかも、
しれません。
ネバーランド、
ペパーランド、
の、音楽を、聞いてきてしまうかもしれません。
レコードやCD、も、とってもいいですけれど、
一対一で、本当に、自分だけのために、
素敵な演奏、って、すごいことだなぁと。
僕なんかは、一対一というより、
なんでしょう、自分で、自分のために、弾き語り、
みたいなのは、ありますけど。
これも、ま、一対一にちがいないかな。
しょうがない、
一曲、弾き語り、しよ。
ゆっくり歩くような はやさで、
あの、ジョンとヨーコがセントラルパークを、
歩くような、そのぐらいのテンポで、
「ウーマン」
書く前に、歌ってしまいました。
続いて、自作の「蕾~つぼみ~」を。
お、これは、さすがに、上手い、かどうかは別として、
たぶん、世界中で、一番の「蕾」かな。
これも、あり、ですかね。
そんな、テーマのライブも。
一対一で、あるか、のような、
MCなんか、「皆さん、こんばんは」じゃなくて、
「や、君、やっと会えたね」みたいな。
やや、妄想ランドですが。
ジョンのイマジンで、
僕を夢想家というかもしれないけど、
僕はひとりじゃない。
いつの日か君も
I hope someday you'll join us
って言われた時、
ま、僕の場合は、中学の時、
ジョンから、そう言われたわけですが、
ま、レコード聞いたわけですが、
いつの日かの、その日は、わりと、すぐで、
僕も、すぐ、仲間入りしたのでした。
では、今日も楽しい一日を。
洋司
カイザーリンク伯爵は、健康がすぐれぬために、
眠れぬ夜を過ごすことが多かった。
そうした夜には、伯爵の邸に住んでいた、
ゴールドベルク(バッハの弟子の若いチェンバリスト)が、
不眠の伯爵を慰めるために、
チェンバロを演奏しなければならなかった。
ある時、伯爵は、バッハに、
そうした夜にゴールドベルクが弾くために、
おだやかで、しかも陽気なクラヴィーア曲を
作ってほしいと希望を述べた。
以上、グレン・グールドの1956年のほうの録音の、
「ゴールドベルク変奏曲」のCDにある、解説より。
それで作られたのが、後に「ゴールドベルグ変奏曲」と、
呼ばれるようになった、と。
伯爵は、
眠れぬ夜など、そばで、素敵なチェンバロ演奏を、
ただ、自分のためだけに、弾かれるその演奏を、
聞かれたわけですね。
もし、僕一人のために、素敵なチェンバロ奏者が、
夜、そんな風に、演奏などしてくれたとしたら、
僕など、もう、ちょっと、
空中にいる者、になってしまいそうです。
天に昇って、あの世のなにかを、見てくるようなことかも、
しれません。
ネバーランド、
ペパーランド、
の、音楽を、聞いてきてしまうかもしれません。
レコードやCD、も、とってもいいですけれど、
一対一で、本当に、自分だけのために、
素敵な演奏、って、すごいことだなぁと。
僕なんかは、一対一というより、
なんでしょう、自分で、自分のために、弾き語り、
みたいなのは、ありますけど。
これも、ま、一対一にちがいないかな。
しょうがない、
一曲、弾き語り、しよ。
ゆっくり歩くような はやさで、
あの、ジョンとヨーコがセントラルパークを、
歩くような、そのぐらいのテンポで、
「ウーマン」
書く前に、歌ってしまいました。
続いて、自作の「蕾~つぼみ~」を。
お、これは、さすがに、上手い、かどうかは別として、
たぶん、世界中で、一番の「蕾」かな。
これも、あり、ですかね。
そんな、テーマのライブも。
一対一で、あるか、のような、
MCなんか、「皆さん、こんばんは」じゃなくて、
「や、君、やっと会えたね」みたいな。
やや、妄想ランドですが。
ジョンのイマジンで、
僕を夢想家というかもしれないけど、
僕はひとりじゃない。
いつの日か君も
I hope someday you'll join us
って言われた時、
ま、僕の場合は、中学の時、
ジョンから、そう言われたわけですが、
ま、レコード聞いたわけですが、
いつの日かの、その日は、わりと、すぐで、
僕も、すぐ、仲間入りしたのでした。
では、今日も楽しい一日を。
洋司