その方の友人は、ギタリスト。

一緒に、部屋にいて、そのギタリスト、
黙ってるなぁ、と思うと、だいたい、
ギターを見ている、と。

なんで、ギターを見ているのかと問えば、
指盤を押さえているところを想像しながら、
曲を作ってる、と。

ギターは、だいたい、キーによって、
スケールの押さえるところが決まるから、
弾くときも、そのポジションを頼りにすることが、
よくある。

ブルーノートみたいな、ペンタトニック、
いわゆる、5音で出来てるスケールなんかも、
いくつかのポジションを覚えておけば、
アドリブソロなんかに、非常に役立つのである。

僕も、そのへんは、だいぶ練習したことがある。

どちらかというと、僕なんかは、
ヤマハとかシンコーミュージック系の教則本で、
練習した。

加納順くんは、たぶん、もっと、独学系だから、
僕なんかとは、ポジショニングが違うんだろうと思う。
The東南西北の加納くんのソロを、コピーしようとすると、
なんだかいつも、難しい。

僕と加納くんは、
竜童組のギターの永井充男先生から、
デビュー当時、直接、
スケールについて指導を受けていた。

ちょっと高度で、僕も加納くんも、
あまり身につかなかったのであった。

12月18日にむけて、練習中である。

大池くんや清水くんから、時々誉められるのが嬉しい。
でも、油断すると、本番で、いけないことになるので、
何度も何度も、練習しているのであった。

洋司