ラフマニノフや、
スクリャービンを、よく、聞いていたことがあって、
今朝も、ふいに、スクリャービンを聞きたくなって、
かけているところ。

僕の妹が子供のころ、少しピアノを習っていたので、
家にピアノがあったのであった。

中学生のころ、
ビートルズの映画を見れば、
ポール・マッカートニーが、簡単そうにピアノを弾いていて、
やはり、真似をして、少し弾いてみたら、
なんとなく、弾けたような気がしたのであった。
「レット・イット・ビー」、
「ヘイ・ジュード」は、まぁ、弾けるとしても、
「レディー・マドンナ」
「マーサ・マイ・ディア」
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」
「イン・マイ・ライフ」の間奏のところ、なんか、
意外と弾けたのであった。

高校生の時、The東南西北というバンドをつくり、
最初の1年ぐらいは、
ビートルズのコピーバンドであったから、
リッケンバッカーのコピーモデルを弾いていた僕は、
ギターのときは、ジョンで、ピアノのときは、ポールみたいな、
やりすぎな、ポジションであった。

妹が習ってた曲の楽譜を、見ながら、
少しずつ弾いてみたりして、
1年ぐらい、近所のピアノ教室に通わせてもらったのであった。

ちっちゃい子供たちに、混ざって、
黄色いバイエル。
楽しかった。

今は、ライブでピアノ、っていうことが、
ほとんどなくなった。

弾けば、聞いてくださる皆さんが、
余計に緊張するようなことで。

先日、見に行った、大西洋平さんのライブ、
弾き語りで、ギターも上手いし、ピアノも上手かった。
でも、曲によっては、ピアニストの方が出てこられて、
その方が弾けば、そこはやっぱり、全然違うわけである。

客席で、聞いていれば、ご本人の弾くピアノも嬉しいし、
ピアニストの方が弾くピアノも、素晴しい。

そういうの、いいなぁ、と。

機会があれば、そうしてみたいと思っているのであった。

洋司