昨日は、万葉集の講座に。

巻十の春雑歌で、
鳥を詠む歌を勉強しました。

万葉人の、
鳥の描写の細かさ、
美しさ、
自分の気持ちと自然が、まだ、
分離していない、
どちらかというと、古代的なものから、
徐々に、
美しいだけではなく、自分の内面を表象するまで、
感覚が洗練されていく、
というようなところが、聞きどころでした。

大伴家持ぐらいの時代になると、もう、
春の野に、霞が、たなびいて、うら悲しいと。
その、夕かげに、うぐいすが、鳴く、と。

うぐいすは、
「夏に山地で繁殖し、
秋冬に低地へ移動、
暖かいところで越冬し、
早春、三月下旬ごろから、ホーホケキョと、
美しい声で鳴く」と。

そろそろ、山からおりてきて、
春だけじゃなくて、
わりと、いつも僕たちの近くにいるようですね。

もう10月ですね。
ライブありますので、続けて、お知らせしておきます。

「冬の微かなあの匂い」
辻睦詞さんも、大活躍です。
是非いらしてください。

以下、ライブ情報です。

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2010年10月30日(土)
KUBOTA YOJI monthly live act.3『冬の微かなあの匂い』

◆会場:東京・新宿ミノトール2
(新宿区新宿5-11-4 龍生堂ビル地下1F/03-3341-2655)  
◆開場:18:00/開演:19:00(二部構成)  
◆料金:前売券¥4,000(税込/1drink込)*当日券¥4,500(税込/1drink込) 

◆出演:久保田洋司 スペシャルゲスト辻睦詞 and more

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洋司