ライブの時などに、
撮影に来てくださるカメラマンの方は、
1970年代の後半、軽井沢のあるお店で、
お仕事をしていらしたそうである。

そこに、
西洋人の男性と、
その人の奥さんの日本人女性が、
小さな息子さんを連れて、
自転車で来たのだそう。

見ると、
ジョンとヨーコとショーン。

その時に、店の前で、
そのカメラマンの方が写した写真が、
レノン・ミュージアムの、白いピアノの上に、
飾ってるそうである。

僕は、レノン・ミュージアムには、
30回ぐらい行っているので、
そのたびに、その写真も見ていたのであったが、
それを写した方と、
ライブのたびに、いつもお会いしていたわけであった。

「ジョン・レノンは、どんな感じの人でしたか?」

「いや、ふつうのおじさん、っていう感じでしたよ。」

レノン・ミュージアムは、
9月いっぱいで、閉館となる。

あと、数回は、行ってしまうと思う。

洋司