実家から届いたイチジクを食べているのである。

やわらかい果実の下のほうから、
ほわりと割って、
はふっと、かぶりつけば、
甘く、とろりと、どこか、もっさりと、
しかも、ぷちぷちとした食感。

熱いおじやかなにか食べているときのような、
ほふほふとしたような食べ方で、
食べるのであった。

バナナを食べた後のような、
たっぷりとした安心感があるも、
手は、ぺちょぺちょである。

バナナの皮を踏んだら滑るわけであるが、
イチジクの皮は、さらによく滑りそうである。

ま、どちらも踏んだことがないけれども。

聖書では、イエスの、
最後のほうの重要な場面で、
イチジクらしい実が、出てきたと思った。

ということは、これぐらいの季節だったのか、
こちらの季節とは違う時期だったのか。

詳しいことは、わかってないそうである。
復活祭の時期からすると春であるらしいけれど。

こちら、秋であるが、
まだ、しばらくは、暑いそうである。

本日も、がんばりましょう。

洋司