昨日は、第四水曜日でしたから、
「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」に、
新しい歌が更新されました。

琵琶湖の静かな波が、印象的です。

もう二度と戻らないものへの悲しみを詠んだ、
柿本人麻呂の歌です。

柿本人麻呂は、
天武朝から、持統、文武朝にかけて、
活躍した宮廷歌人。

大津宮は、天智天皇が造った都でしたが、
壬申の乱のために、5年で滅びます。

その都のあとを訪れて、
人麻呂が詠んだ歌。

壬申の乱は、天智と天武の戦い。
天智は、天武の兄。

僕らにとっては、672年の壬申の乱は、
歴史の教科書に出てくる、
大昔のことなんですが、
人麻呂にとっては、つい最近の、
身近な出来事で、
とっても、リアルな感覚で、
詠まれた歌なんですね。

今回は僕が朗読を担当しています。
是非、ご覧ください。
こちら

さて、久保田洋司のライブも、
明後日に迫ってきました。

新宿、ミノトール2で、お待ちしてます。

洋司