辻睦詞さん、
今回の僕の新作に、いいドラムやコーラスや、
そのエッセンスを、惜しげもなく、注入くださってるのである。

例えば、ドラムは、マイク9本立ってるので、
録音には、9トラック。
コーラスは、4声のダブルなら、8トラックだから、
あわせると、17トラックが、辻くんのパート。

僕は、歌とベースとギターとピアノだとして、
4トラック。

辻くんのトラックのほうが、4倍以上多いのである。

辻くんのCDとしての作品は、2000年に出た
「MY LIFE」があるが、
言えば、それに続く、辻くんの作品集的な聞き方もできそうである。

ドラムは、「Oh! Penelope」時代の、
コンプ、リミッター的サウンドとは、また違って、
とってもナチュラルな、
微音のニュアンスもわかるぐらい繊細に、
録音できている。

コーラスワークは、
辻くんが、
ソロになってから数年研究を重ねた成果の一端を、
聞くことが出来る。

是非、長年の辻くんファンの皆さんにも、
聞いていただきたい。

辻くんのおかげもあって、
僕のパートも、のびのびと久保田洋司である。

新作のタイトルは、まだ、発表できないが、
カタカナで、四文字「○○○○」。

なかなか、勇ましいタイトルだと、喜んでいたら、
辻くんは、かわいいね、と言ってくれた。
今、僕には、ソロ作が、
アルバムだけでも12作ある。

毎回、タイトルは、ふっとひらめく。
そして、どれも、とっても気に入っているのであるが、
今回は、またまた、いいタイトルがひらめいた。

どうぞお楽しみに。

洋司