ペルセウス座流星群ということで、
昨晩など、
たくさん流れ星が見られたそうであるが、
だいぶ曇っていたのである。

The東南西北のライブツアーで、
広島あたりの高速道路を走っていたとき、
とっても大きな流れ星を見たことがある。

1990年ごろのことだと思う。

ゴーッと音をたてて飛んでいるような。

そして、それが途中から、二つに分かれて、
しばし輝きながら夜空を駆けたのであった。

流れ星など、一瞬だと思うけれど、
記憶の中の、あの流れ星は、
2~3秒あったような感覚であるし、
言えば、今も、僕の目の中に、
一番輝いた時の、そのまま、
輝き続けているのである。

この話も、ずいぶん前に書いたような気がする。

だいぶ時間がたってるはずであるが、
今も変わらず、輝いているのである。

あの時は、バンドの楽器車に、
皆で乗り込んで、マネージャーが運転をして、
走っていたのだと思う。

僕は、どこにいても、たいしてしゃべらない。
ボーっと空など、見ていたのであろう。

だいたい、流れ星など見ていて、
あとで、流れ星だった、
などと、こういうところに書いてしまうのは、
あまりしゃべらない僕か清水くんである。

大池くんは、見ていても、
言わないかもしれない。

入船くんは、見ていても、すぐ忘れて、
別の記憶とすり変わっているかもしれない。

加納順は、話に夢中で、
見ていないかもしれない。

ことあるごとに、思い出すので、
また、しばらくしたら、
流れ星が、などと同じようなことを、
書くかもしれない。

その時も、変わらず、輝いているのである。

洋司