昨晩12時過ぎ、やはりイヤホンをして、
詞を考えていたところ、
大池くんからメールが届いたのであった。

一瞬、何事かと、軽く動転を覚えながら、
着信を確認してみたら、

「明日、めざましテレビに尾道が出るらしいよ」とのこと。

大池くんからの情報は、時々、
良い作品に発展することがあるのである。
The東南西北の「星がっちゃうねジャマイカ」なんかも、
大池くんからの情報によるのであった。

「探偵物語」の街の情報屋を思い出し、
最終回のあの展開を思い出し、
込み上げるものが。

ま、それで、今朝、
楽しみにめざましテレビを見たことであった。

女性リポーターが、
全国各地の美味しいものや、珍しいものを紹介する、
「めざカルチャ」のコーナーで、
今朝、尾道が紹介されたのであった。

宇宙一美味しいらーめん。
尾道焼き。
葛餅。
福猫石。

石段の細い坂道を、駆け上がっておられた。

石段を駆け上がって云々って詞を、
採用になっていないものも含めて、
これまでに、何回も書いた気がする。

少年が石段を駆け上がり、
少女が「待って」と言い、
振り返る少年の汗がきらりと眩しかったりして、
あの、「待って」と言った言葉が、
後に、別の場面で、フラッシュバック。

だいぶ考えたのであったが、
こういうのは、不採用なのであった。

尾道に帰省しても、
らーめんやお好み焼きを食べにいくことが、
ないので、次回は、楽しみたいと思うのであった。

洋司