昨日、午後、三崎から東京に戻り、
人でごった返す駅を歩きながら、
辻くんは、
「ついさっきまでの海の景色が、もう、
だいぶ前のことのようじゃ」と。

確かに。
まだ、鮮明に瞳や胸に残っている海、空、緑、
そこで出会った人々の笑顔、
それらは、駅のごった返す階段の、
どこにもないのであった。

竜宮から、一旦戻って来た浦島さんのような二人、
なのであった。

また、夏、お邪魔して、
今、制作中の曲の、レコーディング作業を、
三崎で、と思っている。

本日は、先の奈良、明日香村での勉強会資料の整理に、
半日、かかりそうである。

最近の僕は、次々、あちこち出かけ、素敵な方々とお会いでき、
本当に、ありがたく、幸せなことである。

洋司