朝、用事があり、ちょっと出かけてきたところである。

用事があり、というところが、ネタになる、
などと考えながら歩いたことである。

どうしたって、自分の名前がヨウジな場合、
この、「用事」についても、
他人事ではない気がしてしまうのである。

名前が、ヨウジじゃないと、
なかなか体験できない感覚に違いない。

爪楊枝もそうである。

ずいぶん前にも似たようなことを書いた気がするが、
とりあえず、「ヨウ」がつくものは、自分に近いもの、である。

ラッパーが、ヨー、ヨー、言うが、
これも、少し親近感を覚える。

でも、ヨウジっていう名前の有名人、
わりと、いるほうである。

これが、シゲフミだったら、難しいだろうなぁ。

The東南西北のメンバーの場合、
大池くんの、大池っていうのも、
一見、ありそうで、少ない名前かもしれない。

入船くんなんて、親戚が、
テレビの「特ダネ登場」という昔流行った番組の、
珍名さんのコーナーに出たことがあるとか。

ヨウスケ、シンゴ、ジュンなどは、
よく聞く名前である。

シミズ、カノウ、クボタ、も、まぁ、よくある。

クボタの場合、ボタ、というところが、お餅みたいである。

そういえば、このあいだ、筑波山に登ったとき、
紺の作業服を着た人たちが、なにかの調査をしておられた。

男体山をくだりかかった時、
話しかけられた。
「上に、こんな服着た人、いなかった?」
「あ、いらっしゃいましたよ。」

その話しかけてきた人、胸に、「久保田」と、
えんじ色の刺繍があった。

洋司