先日、NUMBER THE.のほうから、
18日のタイムテーブル等が届き、
いよいよ、これは迫ってきた感じである。

出演者の持ち時間は、
均等である。

僕について言えば、だいたいの予想と、
それ以上に、やりたい曲を、
一ヶ月前、尾道から帰ってきてから、
ずっと、そわそわしながら試してきていたところであるが、
現実の出演時間をみれば当然、
それら全曲を歌うわけにもいかぬのである。
演奏時間は、厳守である。
歌いたいものを全部歌うと、僕だけのライブになってしまう。

そこで、ある程度、曲をカットし、
スリムになったメニューを、ここ数日、
何度も何度も、ひとりコンサートしているところである。

「ひとりカーニバル」って曲があって、
幻影たちがあなたの踊り相手である。
さよならもさびしさもない時がそこにあるのである。

あるいは、「オーケストラ」って曲があって、
オーケストラが大事な自分だけの楽器を、
きつくやさしく抱きしめる夜のコンサートに、
まるで楽器もなしにステージに立たされた夢のように、
ひとりぼっちの夜なのである。

あるいは、「火星探査とオレンジゼリー」
誰かが横にいるのだとしても、
君はひとりで歩いている。

普段、自分のライブで弾き語りするぶんには、
ひとりということは、特に意識しなくなっているが、
今回の、対バン企画、ひとりを意識させてもらっている。

楽しみひとり占め、とも言えるのであるが、
18日は、皆さんと一緒に、楽しむつもりである。

洋司