めざましテレビの、「MOTTOいまドキ」のコーナーで、
今朝、いろんな目覚まし時計を紹介してくれたのであった。

時間になると、
牛、羊、鶏などの鳴き声がして、
その鳴き声の動物の形をした付属品を、
時計のある箇所に差し込まないと、鳴き声が止められないという、
説明するのも、難しいような、楽しいものや、

時計そのものが、回転式の数式パズルみたいになっていて、
セットした時刻になると、問題が出され、
答えを導く数式を完成させないと、アラームが止まらない、と、
これも、説明が難しい、楽しいものや、

ボクシングなどで使われるゴングの形をした目覚まし時計は、
起きる時間になると、レフリーのカウントの声が流れ、
そのカウントの間に起きないと、ゴングが、激しく鳴り出す、
というような、楽しいものや、

黒電話の形で、時間になると、電話のベルの音がし、
出ると、ホテルのモーニングコールみたいな音声が、
という、これは、ちょっと説明しやすい、楽しいものや、

なんだか、楽しいのであった。

以前にも、たぶん同じコーナーで、見たことがあるのは、
どんどん逃げていく目覚まし時計とか、
ものすごい音がするものとか。

僕は、普段は、ほとんど目覚まし時計なしで、
思ったよりちょっと早めに、目が覚める。
ま、だいたい12時前には眠るので、
6時半ごろ、自然に起きる、というかたちである。

たまに、セットする目覚まし時計は、あまりに普通すぎて、
逆に、説明するのが難しいものである。

せっかく、セットしても、だいたいは、その時間より先に、起きてしまうので、
せっかく、鳴ってやろう、と張り切っている目覚まし時計には、
申し訳ないようなことである。

音は、びっくりすることがある。
心地良い風、など、いいかもしれない。

洋司