今夜、ライブです。

新宿、ミノトール2にて、
開場17:00 開演18:00
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ギターを弾きながら歌います。

現在、楽しみで、ワクワクしております。

ギターは、基本的に、
左手で弦を押さえて、右手でその弦をはじく。

それを行いながら、歌う。
メロディーに、歌詞が付いていて、
それを、声に出す。

同時に、いくつかのことを、行うことは、できるようであるが、
同時に、別のことを考えるのは、難しいようである。

これは、なかなかに都合のいいことである。

時に、思い出すと恥ずかしくなったり、
思わず声が出たりするようなことを、思い出し、
そのことばかり考える時があるものである。

なぜ、恥ずかしくなるのに、考えるのさ、と思うけれど、
印象が強いのであろう、
何度も思い出すたびに、記憶は、いろんな意味で美化され、
強調され、定着してゆくのである。

思い出すたび寂しいことは
思い出さないがいい

と、松浦亜弥さんのアルバム「ダブルレインボウ」(’07)で、
僕が詞を担当したうちの、一曲目の冒頭の詞。

で、都合がいいのは、恥ずかしいことで頭が一杯の時、
楽しいことや嬉しいことを、わざと考えれば、
もう、その楽しいことや嬉しいことで、頭が一杯になってしまい、
その途端に、恥ずかしいことを、忘れられるのである。

案外に、単純なのである。
ま、これは僕だけのことかもしれない。

特に、思春期やら、調子に乗ってなにかしたときのことなど、
不意に思い出して、わっ、と思うことが、あるけれど、
考えようによっては、いい思い出に違いないのであろうけれど、
そんな時は、すぐに、別の、前向きなことを、
考えるのであった。

前向きとは、なにか。
人の体は、前向きに出来ていて、
ちょっと、駄洒落になるが、
Every Body、←全身、は、
前進するように、出来ているのである。
(嵐「Everybody前進」という歌、僕が詞を担当)

そんなことでも、考えれば、
授業中に、椅子がひっくり返って、
恥ずかしかったことなど、すぐ忘れられるのであった。

洋司