オリオン座が、きれいなことである。
ジョギング中も、つい、目がいく。

大きな四角をなす星のちょうど真ん中あたりに、
三つ、キレイに星が、ならんでいる。

冬の夜空にあって、とっても目立つのである。

あぁ、オリオン座がきれいだった、と書くなど、
どちらかというと、
ひねくれて星をにらんだ、僕なのさ、の僕としては、
さけたいところであったが、
あんなオリオンを見てしまっては、
もう、見たそばから、
あぁ、オリオンが、などと、ぶつぶつ呟いているのであった。

あんなに目立つのであるから、
やられる。

あぁ、今日も小熊座がきれいだった、とは、
なかなか、いえない。

今日も、髪座が、などといえば、
そんな星座あったのか、である。

僕は、星占いでいえば、さそり座なのであるから、
夏、そのさそり座を、見たいと、探してみることもあるが、
あまり、熱心に見ないので、確実に探せたことがない。
探してるうちに、なにをしていたのか、忘れて、
歩き出すようなことである。

星によって、色が違ったり、ちかちかしていたり、
大きかったり小さかったり、様々で、
全部から音がしたら、これは楽しそうである。

星の歌といえば、
スピカっていうのは、詞にしたことがあった。
さそり座のモナドっていうのも、作ったことがある。
星を抱きしめてDance Away、
星がっちゃうねジャマイカの星は当て字であった。
流星を見るのなら今夜、
真冬の星座たちに守られて、
Star Time、
あげると、きりがなさそうであるし、
書きもらすこともありそうである。
このへんにしておくのである。

洋司