昨日は、朝から、万葉集の講座に。

巻九のはじめのほうの、
紀伊行幸。

和歌山の白浜あたりを、
船でゆっくり楽しんだ様子が、
楽しい。

海のない奈良の、
当時の宮廷の人たちが、海を旅して、
浜辺で、貝殻を拾ったり、
海で釣りをする人たち海人(あま)などを見て、
珍しがったりしている様子が、
なんだか、かわいらしい。

奈良から、山や川を過ぎて、
万葉人らが、旅した道順を、
たどってみたいなぁ、と思うことである。

「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」
撮影スタッフは、大変な思いをしながらも、
野を越え山越えしているようである。
サイトで見られる映像は、とっても美しく、
連れてってもらった気分に、させられるけれど。

「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」製作の、
日本アーカイブスでは、
新しく「京都二十四節季」というサイトをはじめたようである。
日本の四季折々の自然の美しさを、
あらためて知ることができ、もっと知りたいなぁ、と思える。

自然の一部として、今朝も感謝、深呼吸。

洋司