昔、レコードで聞いていたものが、CDになったとき、
ノイズもないし、再生も楽だし、
別に不満もなく、むしろ喜んで聞いたものである。
なにしろ、最先端、
あの、針にこすれないで、
レーザーで音を再生するというあたりが、
とっても、未来であった。
それをもって、なにかを懐かしむという発想は、
ないのであった。
郷愁も懐古もない。
どこまで行っても未来。
キャプテン・フューチャーなのであった。
しかし、次第に、昔、レコードで聞いた、
あのどっしりした感じや、艶、贅沢な感じが、
ないような気がしてくるのは、
年とともに、
いわゆるモスキート音レベルを含めた、
広範囲の周波数帯が、
聞こえにくくなってきたせいなのかもしれない、
などと、まずは自分を疑ったりして、
音楽を聞きながら、
なぜ、贅沢な感じがしないのかを、
考えるのには、
多少の違和感が、あるのであった。
リマスター盤が出たというので、
聞いてみると、
それまで出てたCDでは、思い出せなかった、
昔のステレオの匂いとか、いろいろが、
妙にリアルに、思い出せるのであった。
ちょっとほっとした。
なにかが、復活したのであろう。
その、復活した部分が、
記憶のなにかをよみがえらせる、
例えば、それが、ある周波数帯なのだとしたら、
ここからは、SFであるが、
その周波数帯だけをとりだして、
様々な記憶を、呼び起こして、
云々。
別の機会に考えよう。
洋司
ノイズもないし、再生も楽だし、
別に不満もなく、むしろ喜んで聞いたものである。
なにしろ、最先端、
あの、針にこすれないで、
レーザーで音を再生するというあたりが、
とっても、未来であった。
それをもって、なにかを懐かしむという発想は、
ないのであった。
郷愁も懐古もない。
どこまで行っても未来。
キャプテン・フューチャーなのであった。
しかし、次第に、昔、レコードで聞いた、
あのどっしりした感じや、艶、贅沢な感じが、
ないような気がしてくるのは、
年とともに、
いわゆるモスキート音レベルを含めた、
広範囲の周波数帯が、
聞こえにくくなってきたせいなのかもしれない、
などと、まずは自分を疑ったりして、
音楽を聞きながら、
なぜ、贅沢な感じがしないのかを、
考えるのには、
多少の違和感が、あるのであった。
リマスター盤が出たというので、
聞いてみると、
それまで出てたCDでは、思い出せなかった、
昔のステレオの匂いとか、いろいろが、
妙にリアルに、思い出せるのであった。
ちょっとほっとした。
なにかが、復活したのであろう。
その、復活した部分が、
記憶のなにかをよみがえらせる、
例えば、それが、ある周波数帯なのだとしたら、
ここからは、SFであるが、
その周波数帯だけをとりだして、
様々な記憶を、呼び起こして、
云々。
別の機会に考えよう。
洋司