昨日は、朝から、万葉集の講座に。

秋らしい、気持ちの良い天気。

巻八の冬の雑歌がもうすぐ終わり、
冬の相聞に、というところ。
次回には、巻九に入るだろうとのこと。

巻八の秋の雑歌の一首目の、

「夕されば 小倉の山に鳴く鹿は
  今夜は鳴かず い寝にけらしも」

これと少しだけ違う歌が、
巻九の一首目に出てくる。

「夕されば 小倉の山に臥す鹿の
  今夜は鳴かず い寝にけらしも」

「鳴く」と「臥す」

面白いところ。


洋司