楽しみとしては、読書。

読むのは遅いし、あまり量を読めるものでは、
ないのであるが、
読もうと思って、入手したものの、
読んでいないものを、
この秋は、少しずつ読もうと思っているのである。

ドストエフスキー、
「カラマーゾフの兄弟」
新訳が出た時に、入手していたものを、
ずっと読まないで、とっておいたのであったが、
ようやく、少しずつ、読み進めている。

スウィフトの「ガリバー旅行記」、
何年か前に読み始めたものの、
ガリバーは、巨人の国に行ったところで、
ずっと、旅を中断させられているのである。
途中で、人間のことを信じられなくなってしまうあたり、
どうなるのか、楽しみにしているのであるが、
いつでも読めると思うと、ずっと読まないのであった。

林芙美子
「浮雲」
太田治子さんの「石の花」に、「浮雲」のことが、
いろいろ書かれていて、ずっと興味あったのであるが、
まだ、読んでいない。

この夏は、
やっぱり、太宰も読んだけど、
詩集やら、聖書やら、
なにか、おしゃべりが上手になるための本、
みたいなのとか、
言葉の使い方、みたいなのとか、
論争と詭弁、みたいなのだとか、
戦略だとか、技術だとか、
レコーディングエンジニアリング、
そんなのを、読んでいたような気がする。

小説を、じっくり、読みたい秋である。

洋司