本日、ファンクラブの「集い」なのである。

朝から、「日めくり万葉集」を見、
ギターの弦を張り替え、
出かける準備も、そろそろ整ってきたところである。

昨日のジョギング、
走りに出れば、
50メートルぐらい前を、
今度は、僕よりちょっと年上らしい人が、
ゆっくり走っておられた。

これは、すぐに追い越せる、と思い、
一昨日の続きのつもりで、
走り、追い越させていただいたが、
やはり、信号で止まっている間に、
すぐに追いつかれた。

青に変われば、さっと走り出して、
どんどん、距離を開けていたつもりであった。

折り返して、
その方とすれ違う。
思ったより、距離を詰められていて、
少し、おどろき、
スピードを上げる。

一昨日は、追う立場であったから、
こちらのペースで、走れた。
バテてしまえば、
追うのを、やめることもできたが、
昨日は、追われる身。
一旦追い越した者としては、
また、抜かれるわけにもいかない、などと、
意地になって、走るのであった。

オーバーペース。

本当のマラソンなどで、
ずっと先頭を走ることは、
きついのであろう。

2番手に着いていた者が、
最後の最後で、
さっと抜き去り、
一着でゴール、などという場面を、
時々、見るような気がする。

などと書いているあいだに、
そろそろ、出かける時間。

楽しんでくるのである。

洋司