2009年8月4日（火）

昨日は、郵便物を出しに、近くのポストまで歩いてみれば、
蝉の鳴き声がすごいので、びっくりしたのであった。

先の、城ヶ島で、やはり蝉がすごくて、
こんなのは、しばらく聞かないなぁ、
やはり、環境が違うのかなぁ、など、
考え考え、歩いたが、
近所でも、普通に、鳴いていたのであった。

そのことに、愕然とした。

昼間、めったに外出をせず、
閉め切った、部屋にいて、
イヤホンをしていることが多く、
蝉の声など、聞こえず、
夜、走りに出る頃には、
別の虫が鳴いている。

蝉は、鳴かないなぁ、と思っていたが、
僕が、聞いていないだけのことであった。

めった外出をしない、といっても、
７月の２２日、２３日には、昼間、出かけたはずなので、
その時に、蝉の鳴き声は、聞いたのじゃないのか。
雨が降ったり止んだりだったか。

それにしても、城ヶ島の蝉は、
島まで、飛んで行った蝉なのか、
島が陸続きだったころからいた蝉なのか、
飛んでいった蝉なら、
蝉は、どれくらい飛んで行けるのか、
そんなに飛ぶことに、意味はあるのか、
蝉の口が、樹皮を突き破って、樹液を吸う、
その、口の強さとか、長さとか、
産んだ卵から、どんなタイミングで、
幼虫が地下に潜るのか、など、
もう、知らないことばかりである。

蝉のこと、なにも知らないままに、
僕の毎日は、続くのであった。

洋司